2020年06月09日

大丹波川で調査をしてきました(山ア・佐藤)

6月7日、東京都鳥類繁殖分布調査の一環として、大丹波川で調査をしてきました。大丹波川は西東京の奥多摩町を流れており、河合駅の近くで多摩川と合流します。イワナやヤマメなどが生息しています。また、近くにはキャンプ場もあります。
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前夜に東京では大雨が降りましたが、この日は止んでいていたので早朝から調査ができました。途中から日が差してきました。
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この日は2コース調査を行いました。川の流れる音で最初は鳥の鳴き声が聴きとりづらくて苦戦を強いられましたが、徐々に慣れてきました。2kmほど歩いて、ウグイス、オオルリ、キビタキ、ミソサザイ、ヤマガラ、キセキレイ、センダイムシクイ、カケス、トビ、アオサギ、カワウなど約20種以上の生息が確認されました。
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緊急事態宣言が解除されたといはいえまだ安心できる状況とは言い難いので、マスクを着用し、なるべく離れて調査をしました。しかしこれからの季節はマスクをしながら調査をすると熱中症のリスクが高くなるかと思います。今後はこういった事にも十分気を付けながら調査を行っていきたいと思います。
posted by ばーりさ at 18:29| 活動報告

志賀高原は活発に,秩父は不活発に


4月から毎朝実施している森の鳥の聴き取り調査。終盤戦に入ってきました。

これまでの主要種のさえずりの状況は,http://www.bird-research.jp/1_katsudo/forest/hikaku.pdfでみることができますが,場所別に確認種数とさえずり頻度の季節的な変化をまとめてみました

それがこれです。
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北海道の富良野や,亜高山帯の志賀高原は,まだまだ確認種数もさえずり頻度も増えている傾向にありますが,埼玉の秩父や山梨の山中湖では,もう頭打ちで,秩父の確認種数は減少し始めています。これからさらに暑くなってくると,こうした地域の鳥たちの活性はさらに下がってしまうのでしょうね。

セミの声も聞かれだし,初夏から夏へと進んでいる感じがします。
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posted by ばーりさ at 15:44| 活動報告

2020年06月06日

屈強なセキュリティーで増加? 繁殖分布調査の調査者のいない4コースを調査してきました

梅雨入り前の一稼ぎと,火曜日から5日間かけて,調査者が決まっていない4コースの調査をしてきました。

感染症対策(というか,いつもですけど)ということで,今回も車中泊の旅。
残念ながら軽のワンボックスは借りられず,普通車。ワンボックスほど身体は伸ばせませんが,まずまず快適に過ごしてきました。

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平地の調査地が2か所,山の調査地が2か所で,山の調査地ではけっこうな巨木に会うことができました。
巨木好きには大満足の旅。

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で,調査結果の方ですが,これまでの繁殖分布調査の傾向と変わらず,山の鳥やリュウキュウサンショウクイ,ソウシチョウやガビチョウなどが増えていました。

しかし,1つだけ違う傾向もありました。全国的には減少傾向にあるスズメが,1か所のコースではかなり増加していたことです。その原因がこの壁。

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排水穴にたくさんのスズメの巣があり,そのために増えているようです。
そして,その巣をよ~く見ると‥‥

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巣は有名警備会社に守られているようです。カラスがスズメの巣を襲おうとしてやってくると,屈強なセキュリティーが助けに来てくれるのでしょう。子育ても安心。これなら増えることができます。警備会社の方はスズメの恩返し狙い?


1回くらいは良かろう,と,食べても来ました。幸せです。

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posted by ばーりさ at 16:47| 活動報告

2020年05月29日

ミソサザイと寝た夜 モニ1000秩父-大山沢2回目

昨日今日と秩父演習林,大山沢に調査に行ってきました。
今回もこんなところに泊まってました。夜,結構雨が降ってきたのですが,屋根のおかげで,ちょっと結露した程度で,快適に過ごせました。

そんなぼくと,一緒に寝ていた鳥がいました。白丸でくくられたところにいるのに朝になって気づきました。

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これです。
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ミソサザイの巣です。
下で,シカ柵工事の親父さんたちと,話していても平気でさえずったり,出入りしたりしていました。まだ造巣中? 抱卵中? ヒナはいなさそうでした。


今回はマミジロが昼になっても鳴いていたのがもう一つのトピックでした。

こんな感じ

近くで鳴いていたのですが姿は見られませんでした。

今回もカツ丼は無しで,帰ってきました。6月になったら解禁かな,と思っていたのですが,感染者数また徐々に増えてきましたね。ちょっと気になります。

posted by ばーりさ at 19:16| 活動報告

2020年05月28日

23区でオナガ、シジュウカラ、メジロ、ホンセイインコの鳥類調査を開始します(佐藤)

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現在、実施している東京都鳥類繁殖分布調査はこれまで約900メッシュで現地調査が行われました。
それらの結果と20年前のデータを比較すると、23区内で分布を拡大させている種がいました。そこで今回はその中の4種について23区のどのような場所で分布を拡大しているのかを調査します。

分布を拡大させている4種
世界でも有数な大都市東京の中でも人口が集中する23区では、現在でもいたるところで再開発が行われていて、日々変化しています。同様にそこに生息する鳥類も変化をしてきていて、この20年間で都心に進出している鳥類がいます。20年ごとに実施している東京都鳥類繁殖分布調査の23区内での結果を見ると、樹林性のメジロやシジュウカラは90年代の調査では観察されなかった多くの場所(メッシュ)でも2010年代では観察されています。同じく、森林性のオナガも23区内では分布が広がっていますが、郊外の方ではむしろ減っている可能性があります。オナガは分布域を変化させてきたのでしょうか。また、近年、分布を拡大しているホンセイインコ(外来種)も23区内で分布を拡大してきています。

自宅付近や勤務先での目撃情報をご提供ください!
分布を拡大しているオナガ、シジュウカラ、メジロ、ホンセイインコの分布状況を2把握するため、4種の鳥類調査を23区で実施します。23区にお住いの方、23区に勤務先がある方は是非、調査にご協力ください。1種のみの記録も大歓迎です。
また、特徴的で身近な鳥類が対象ですので、これまで調査への参加に躊躇されていた方も是非、この機にご参加ください。

詳細はこちらの特設ページをご覧ください。
posted by ばーりさ at 18:36| 活動報告