2022年06月30日

聞き取り調査終了:今年のさえずりは後半の夏鳥は遅め

4月から毎朝,秩父,富良野・山中湖,志賀高原と聞いてきたライブ音の聴き取り調査が,今日で終了しました。

聞き取りの結果は,以下よりご覧いただけます。


今年の傾向というとなかなか言いずらいのですが,少なくとも,後半に渡来するカッコウ類,メボソムシクイなどの夏鳥は遅めだったようです。赤線が今年で,それ以外が過去の記録,縦軸がさえずり頻度,横軸が調査日です。

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それ以外の鳥たちは,というと,ちょっと難しく,どこの調査地にも渡来するキビタキについて見ると,遅めにさえずり出した秩父を除けば平年並みです。

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そして,早めに渡来する夏鳥について見ると,例年よりも早めの傾向があるようです。

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今後こうした早遅や日ごとのさえずり頻度の変化に影響する要因なども検討していけたらと思っています。

posted by ばーりさ at 13:17| 活動報告

2022年06月28日

美しい鳴き声が聞こえる日本の野鳥図鑑 保存版

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美しい鳴き声が聞こえる日本の野鳥図鑑 保存版
里中遊歩 監修 宝島社

表記書籍に,鳴き声図鑑で音源協力しました。
前回,協力した「身近な鳥」に続き,種数を増やしたものも作りたいということでご協力しました。1320円と手ごろな価格でこれだけの種数が掲載されています。たくさんの種を詰め込んでのこの価格ですので,1種1種の解説は,通常の図鑑のように詳しくはありませんが,書店などで見かけたら,手に取ってみてください。

posted by ばーりさ at 16:49| 書籍紹介

2022年06月27日

東金こども科学館で砂浜の鳥の講座を行いました。

九十九里浜で先週の土曜日(6/25)に、東金こども科学館主催の砂浜の鳥の話&観察会を行ってきました。
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嘱託研究員の奴賀さんがコアジサシ、私がシロチドリの話を行いました。参加者はこども11名、保護者7名。小学校低学年が多く、なかなかややこしい話をなんとか聞いてくれました。質問は、保護者の方からもよく出ていましたので、ご家庭でより深く砂浜の鳥の事を調べるきっかけになれば良いと思います。
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観察会は、コロニーから離れた所から観察しました。コアジサシ、シロチドリ、コチドリなどが観察されました。話に聞いたものが実際どんな鳥なのか観察できる良い機会だと思います。
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野外で楽しそうで、石を投げたり、砂を掘ってみたりと、一面砂場みたいなものですから、じっとはできませんね。
まあ、楽しければいいです。これも生態系サービスです。

来年もある模様ですが、そろそろ大人向けも再開してもいいかもしれません。
posted by ばーりさ at 17:21| 活動報告

2022年06月20日

【オンライン】上田先生の鳥講座 「夏の水辺の鳥」6/26

先月は,「春の森の鳥たち」の開催をご紹介しましたが,その2回目として,バードリサーチの元スタッフの佐藤望さんがつくった「くりべぇす」という団体で

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【オンライン】上田先生の鳥講座 「夏の水辺の鳥」が開かれます。
2022年6月26日(土)20:00-22:00にZOOMで開催されますが,7月31日まで動画視聴もできるそうです。

季節に合った鳥をピックアップして, 身近な鳥でも図鑑や論文には書かれていない、知られざる生態も紹介していて,鳥に詳しくない方はもちろん、ベテランバードウォッチャーでも楽しめるものになっているそうです。講師はうちの運営委員でもある日本野鳥の会会長の上田恵介さんです。

バードリサーチも使用音源の提供などで協力し,後援しています。そしてありがたいことに,収益の一部を寄付していただけるそうです。

スズメのサンプル動画もあるので,ご興味ある方はサイトをご覧ください。


posted by ばーりさ at 16:52| イベント情報

2022年06月10日

シカの影響の大きい芦生の森へ

京都の芦生に行ってきました。ここはモニタリングサイト1000のコアサイトになっているのですが,シカの影響で下層植生のない森だったので,2003年の調査開始後,ウグイスやソウシチョウが記録されてこなかった場所なのですが,最近少し,記録され始めているというので,環境の変化など見に行ってきました。

今日の野営地はこちら。いい雰囲気の場所ですよね。

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夜になると間近にヨタカが現れたり,遠くでコノハズクの声がしたりで,雰囲気だけでなく,本当にいいところでした。


でも,ウグイスがほとんどいない場所だけに,暮れかかってくると,だいたいどこでも聞こえてくる,ホトトギスの声が,ここでは聞かれませんでした。

そして,3時に起床。いつもの調査地なら白んでくる時間帯ですが,ここは西日本。真っ暗です。もう一度寝るのも何なので,お湯を沸かして,コーヒーを飲みつつ早めに出発。そうこうしているうちに,空が赤くなってきました。

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谷部はこんな感じで,植生が全くないのですが,急傾斜地には,スギの稚樹などがはえていて,そんなところからソウシチョウの声がしていました。以前のスズタケが繁茂していたころとは比べものにならないのでしょうけど,こうした場所を足掛かりに,ソウシチョウのような利用環境の幅の広い種から徐々に復活するのかもしれませんね。

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今後のモニタリングの結果を見ていきたいと思います。

今回のカツ丼はこんな感じ。
関西らしく,カツの上に卵とじを載せるタイプ。珍しくサンショを使ったもので,おいしかったです。

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posted by ばーりさ at 08:24| 活動報告