2017年01月31日

季節を感じる鳥ウォーク〜冬鳥・実践編〜(奴賀)

1/28、皇居周辺でBiotop Guildさんとのコラボ企画の冬鳥観察会を行いました。
初めてバードウォッチングする方や入門者向けの観察会として、
名刺サイズの身近な野鳥のポケット図鑑(といっても80種掲載)、
野鳥カードIMGP0098.jpg


鳥類の基本生態やバードウォッチングの基礎知識等を掲載した小冊子を配布、
配布用冊子みほん.jpg

そして手ぶらで参加していただけるように、今回もVANGUARDさんから双眼鏡を貸していただきました!

ありがとうございました!


参加者は8名。まずは双眼鏡の使い方を練習しながらお堀のカモ類の観察です。
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そして、平川門から皇居東御苑へ入り、小鳥を探しました。
メジロのきれいな緑色を間近で見ることができたり、上空には猛禽類のノスリがカラスに追われていたり、
超逆光でしたが、チョウゲンボウも見ることが出来ました。
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チョウゲンボウ。

東御苑を大手門から出たら、再びお堀でカモ類などの観察。
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ヒドリガモ、オカヨシガモ、ホシハジロなど。

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ヨシガモ。


たくさんのカモ類の他に、アオサギ、カワウ、バン、コブハクチョウ、ツグミ、ユリカモメなども観察できました。

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コブハクチョウ。

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ツグミ。

写真は全てコンパクトカメラで撮影です(一部、手動のデジスコ「手ジスコ」で撮影)。

冬はバードウォッチングを始めるのにとても良い時期です。
水辺ではカモ類を簡単に見ることができます。カモ類は大きく、動きも激しくないので、とても見やすい鳥です。
特にオスは金属光沢があり見ごたえもあります。
小鳥についても、木々の葉が落ちて見つけやすくなり、また、群れで過ごす小鳥も多くなります。
そして、都会の公園や緑地では人との距離が近く、羽色や行動も観察しやすいと思います。
ちょっと注意して観察してみると、思いのほか多くの種類の鳥に出会うことができます。
今回も以下のように40種近くの鳥を確認できました。

皇居周辺で見られた種(暫定)。(by バードリサーチ確認種リスト作成エクセル
皇居リスト修正.png


 
おまけ。
観察会終了後、有楽町方面へ歩いていたら、大型カモメ類が多数お堀で水あびしていたり、上空を旋回していました。
どうやら、帝国劇場や第一生命ビルの屋上が休息地となっているようです。
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帝国劇場屋上に集まる大型カモメ類。



posted by ばーりさ at 12:52| 活動報告

2017年01月28日

中央公園1月28日調査報告

早いもので2017年もひと月が過ぎました。
また、2016年冬も来週から2月に入ります。
今回は1月時点での冬鳥の記録状況をまとめてみました。

この公園の代表的な冬鳥のシロハラ。
今冬はやや多めです(下の図の赤のライン)。
渡来初期の11月や12月も多めでした。
1月下旬の調査でも2回とも7羽を記録しました。
1月下旬の増加は北日本や日本海側が大雪のためかもしれません。

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   (直近の3年間の10日ごとのシロハラの個体数の比較)

一方、同じように地上で採食するツグミ。
11月中旬から12月はやや多かったものの、1月は少な目でした。
ただ、昨年が例年より多かったことがわかっています。
昨年は1月30日に宇都宮にも大雪が降り、その影響と思われます。

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    (直近の3年間の10日ごとのツグミの個体数の比較)

ただ、近くの農地や里地には今冬はツグミが多いことがわかっています。
また、里山や樹木の多い他の公園でもシロハラが多く記録されています。
とすると、今冬はツグミ類が多いのかもしれません。

ツグミがこの公園に少ないのはオープンな環境が少ないためかもしれません。
同じような採食方法の2種。
生息環境の違いが公園の生息個体数に関係しているようです。

さて、今冬はこのあと大雪は降るのでしょうか。
昨年は大雪の後にシメやアトリ、イカルが多数飛来し賑やかでした。
今冬の後半はどうなるのでしょうか。
来週からの調査結果が楽しみです。

参加者6名 記録種26種 記録個体数193羽
次回は2月4日午前7時からです。担当:BR平野


posted by ばーりさ at 12:22| みにクル報告(宇都宮)

2017年01月24日

Water Bird census in 多摩川(守屋・奴賀)

日曜に都立立川高校で理数研究校野外実習の講師をしてきました。

名付けて「Water Bird census in 多摩川」。

立川高校の生物部では、20年間くらい、高校近くの多摩川でカモ類の個体数調査を行っているそうです。
そこで、多摩川の水鳥に関する講義と野鳥観察を行いました。

午前中は室内で、多摩川の鳥類について、カモ類の全国調査とその結果等についての講義を行いました。
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質問タイムでは、生徒からも先生からもたくさんの質問がでました。
ヒドリガモの餌と水質の関係、尾脂腺のあぶらについて、ラムサール条約について、一番おいしいカモは?、調査日の設定について、などなど。

その後、双眼鏡の使い方などの話をし、
昼食をはさんで、午後からは多摩川での野鳥観察を行いました。
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多摩川に到着すると、カワセミが目の前に現れ、コバルトブルーの姿と、ホバリングなどの独特の動きで野鳥観察が初めての人も鳥の世界に引きこんでくれました。生物部でカモの個体数を調べているだけあり、参加者全員分の双眼鏡があったことから、全員がしっかり観察できたのではないでしょうか。

午前の講義でカモの話をしたので、カモ類を中心に観察したいと思いましたが、コガモは多かったのですがカモの種類は少なく、結局、小鳥を探すことに。がんばって28種を確認しました。
参加したみなさんに、よく観察してみるといろんな種類の鳥が身近にいることを知ってもらえたと思います。

1/22 13:00〜14:30 多摩川中流域で確認した鳥類。
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生物部でカウント調査をしているので、たくさんいたコガモの数をカウンターを使って数えるということをしてもよかったかなと思いました。反省点を次の機会に活かしたいと思います。
posted by ばーりさ at 17:40| 活動報告