2017年06月10日

やはり藪の鳥は無し 大山沢2回目調査(植田)

 「ア ア ア」聞きなれない声が響きます。夕暮れ迫る大山沢。今日は秩父演習林で調査だったので,明日の大山沢の調査に備え,早々現地に入り,車中泊することにしました。



 声は木の上の方からするようです。木の揺れる感じからして,どうもサルのようです。さらに暗くなってくると,ジュウイチの声。明日も早いのでジュウイチの声を聞きながら寝ることにします。

 今回の2回目の調査の一番の目的は1回目の調査でコマドリしか記録できなかった藪の鳥が記録できるかどうかです。
 去年の時点でも,もう茎だけになってしまっていたスズタケですが,今年はさらにその密度が低くなってしまっています。

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 こんな場所で藪の鳥は生息できるのかに注目して調査してきました。慎重に探したにもかかわらず,去年も確認できなかったウグイスはもちろんのこと,コルリ,ソウシチョウも確認できませんでした。半面,アカハラ,クロツグミ,トラツグミ,マミジロとツグミ類が4種も記録されました。地面が開けて,ツグミ類には良い環境になりつつあるのでしょうか?来年以降も注目していきたいと思います。

 そしてカツ丼。山道を2万歩も歩いたら肉が必要ですよね(そうでなくても食べますが)。肉と衣の一体感に欠けるところが減点対象でしたが,ほかは申し分のないカツ丼でした。

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梅雨入りした山はキノコもにぎやかでした。オレンジキクラゲと黄色シメジ(仮称)
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posted by ばーりさ at 19:13| 活動報告

中央公園6月10日調査報告

関東も梅雨入り間近とか。
しかし、今朝は清々しい青空が広がっていました。
アジサイの水色の花が公園に彩りを添えていました。

先週たわわに実を付けていたアメリカザイフリボク。
今朝はほとんど実がありません。
ムクドリたちが食べつくしたようです。
そのため、ムクドリは公園の植え込みの間を歩きながら採食していました。

シジュウカラの家族群も記録できました。
親鳥とほとんど同じ大きさの幼鳥がまだ餌を強請っていました。
でも、もう自分でも餌探し。
葉っぱに隠れている虫をしきりに突いていました。

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(葉っぱに隠れる虫を探すシジュウカラの幼鳥)

カルガモは先週のひと家族のみ。
ヒナは1週間で大分大きくなりました。
今朝は1羽減って6羽でした。

ヒマラヤスギで営巣したハシブトガラス。
3羽のヒナが巣立ちしていました。
今朝は営巣木から離れ、ケヤキの枝で煩く餌乞い中。
その周りでは心配そうな親鳥の姿も。
下を通る私達を窺っていました。

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(ケヤキの枝で親に餌を強請る巣立ちビナ)

今年は少なくとも5つがいのハシブトが営巣しました。
しかし、ヒナが巣立ちしたのは2か所だけ?
ハシボソガラスも4つがいのうち今の時点で巣立ち数は0。
意外にカラス類の繁殖成績は悪いようです。
失敗の原因が気になります。

若鳥たちの姿が目についた朝でした。
来週はさらにムクドリの家族群が増えているかも?

参加者9名 記録種20種 記録個体数115羽
次回は6月17日午前6時30分からです。担当:BR平野
posted by ばーりさ at 11:31| みにクル報告(宇都宮)

2017年06月08日

伊豆諸島調査、順調に進んでいます!(佐藤)

伊豆諸島の9島を隈なく調べる、伊豆諸島調査。順調に進んでいます。
この調査で佐藤の生活は一変しました。毎週末(木曜夜か金曜朝)、竹芝桟橋から船に乗って伊豆諸島に調査に行き、日曜の夜に帰ってきているので、週の半分は島、約1日は船の上、残りは本州にいる生活です。
正直、ちょっとしんどいですが、その分、調査を実施した場所が増えていくので、達成感もあります。
島を1km四方のメッシュに区切って、道がある限り、全てのメッシュを調査しているので、全部で300ヵ所ほどラインセンサスをすることになります。最初はできるか不安でしたが、天候にも恵まれ、現在、9島のうち、7島は調査が完了しました。
まだまだ、調査は続き、今日から三宅島の調査隊が出航します。

全ての島の調査が終わったら、伊豆諸島の鳥類の全貌が見えてきます。まだ、誰も見たことのない、伊豆諸島の繁殖分布図。どんな分布図になるか、楽しみです!

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posted by ばーりさ at 19:24| 活動報告