2018年06月12日

砂浜の鳥観察(守屋)

みにクル企画の番外編として九十九里浜での砂浜の鳥観察を、行徳観察者友の会の協力を得て行ないます。
モニタリングしているシロチドリやコアジサシは繁殖期の終盤あたりだと思います。
鳥たちの生態、調査や保全活動についてミニレクチャーも行ないます。

現地集合解散となっているため、お車がないと遠方からはちょっとシンドいところですが、ご参加いただければ幸いです。

砂浜の鳥観察会チラシ完成QR版.jpg
posted by ばーりさ at 16:35| イベント情報

2018年06月09日

雪もなくなり花真っ盛りの佐渡

前回はまだ雪がありましたが,今回はもうなし。
完全に初夏です。花もたくさん咲いています。

DSC01459.JPG

鳥のさえずりの活度はだいぶ落ちてきてしまった感もありますが,大佐渡の音風景ともいえるクロジの声が響き渡っています。クロジの声は独特でいいですよね。


今回ははじめてウサギを見ました。冬には足跡はたくさんあるのですが,姿を見たのは今回が最初。かなり濃い茶色。この個体の特徴なのかそれとも佐渡のウサギの特徴なのか。カツ丼カメラでも撮れました。

DSC01458.jpg

一度見てしまうとこんなものですね。滞在中にその後2回見かけました。

大佐渡の調査地は新潟大学が管理しているので,道はしっかりしているのですが,小佐渡の調査地の奥の方は畑管理する人がいなくなってしまったのか,道が自然に埋もれつつあります。年々自然のパワーが増している感じで,これまでは2年に1度くらいの草刈り作業で済んでいたのが,ここのところ毎年やらないとダメな感じ。
今回もブッシュナイフを振り回して,みっちり汗をかきました。そろそろ機械がほしい感じ。

DSC01486.JPG 草刈りのおかげで道が復活

今回は佐渡の調査地の反対側なので,これまであまり行かなかった相川に行ってカツ丼。たれカツの新潟県なのに,卵とじです。島の北側はもしかして卵とじなのかな? 来年の調査で別の店に行って確認してみたいと思います。

isonoya.jpg
posted by ばーりさ at 20:39| 活動報告

2018年06月06日

パナソニック補聴器との共同イベントを小下沢で

本日は,パナソニック補聴器とのイベントを裏高尾の小下沢で開催しました。参加いただいた皆様,お疲れ様でした。

DSC01457.JPG

6月6日は「補聴器の日」だそうで,鳥の聞き取りを通して耳の状況を感じようということで,一部の参加者の方には事前に調整した補聴器を使っていただきました。
補聴器の方は,さらなる調整や慣れが必要なようで,装着すると聞こえる音に違和感を感じられていたようですが,それでもこれまで聞こえなくなっていた鳥の声(ヤブサメなど)が聞こえたということで,可能性を感じました。今後もパナソニックの方たちと取り組みをしつつ,「年を取ったから」との限界を感じずに,やりたいだけバードウォッチングや調査ができるようになれば,と思いました。

この企画に合わせて,パナソニックから「聴き取りテスト」というサイトがオープンしました。

スマホ限定ですが,さえずりナビの地図検索機能を利用して,基本60種が聞けるようになっています。
中身はバードリサーチなのですが,見た目はさすが大手作成という感じで洗練されています。

聴き取りテスト.PNG

見てみてください。



posted by ばーりさ at 13:11| 活動報告

2018年06月05日

神津島、式根島、新島、利島に行ってきました(佐藤)

5日間で4島という強行日程で、島の調査をしてきました。
これらの島は比較的近く、先週行った三宅島からこれらの島が一望できました。
canvas.png
写真の右から利島、新島、式根島です。

これだけ近いにもかかわらず、鳥類相に違いがあります。
まずはヒヨドリの密度。新島や式根島などはどこにでもいたヒヨドリですが、
利島では少なかったです。同じく昨年調査を実施した伊豆大島でもヒヨドリは少なかったので、
本土に近い、伊豆大島、利島ではヒヨドリが住みにくい何かしらの理由がありそうです。
伊豆大島にはタイワンリスやキョンなどの外来哺乳類がいるため、それが原因ではないかと考えていましたが、
利島にはそれらがいません。利島にはニホンイタチがいるようですが、三宅島や八丈島にも分布しているため、哺乳類の分布だけでヒヨドリの密度を説明できそうにありません。
次にイイジマムシクイ。利島と神津島にはいましたが、その間にある新島と式根島にはいませんでした。
同様にアカコッコも利島と神津島では確認できましたが、新島、式根島では観察できませんでした。

このように利島はアカコッコ、イイジマムシクイ、タネコマドリなど、本土で見る事ができない鳥が多く生息している上にオオミズナギドリの繁殖地でもあります。夜中、センサスに行くと、たくさんのオオミズナギドリの声が聞こえてきました。

今年の伊豆諸島調査はこれで終了です。3週間で8島巡ってきました。これからデータをまとめていくので、まとまったら改めて報告します。
posted by ばーりさ at 14:26| 活動報告

2018年06月04日

全国鳥類繁殖分布調査の伊豆半島の3か所の調査地をまわってきました(植田)

金曜日の晩から伊豆半島の3か所の調査地をまわってきました。

まず初日は南端の石廊崎近くの調査地から。
DSC01445.JPG

日の出が近づいてきたら不思議な声が。


最初は何の声だかわかりませんでしたが,最後普通の声がして,わかりました。アオバズクです。
こんな声も出すんだ,と経験値があがりました。

以前の調査では,ハシボソガラスが優占種だったのですが,今回は記録されず。農地や果樹園がほとんど使われなくなってしまった影響でしょうか?

DSC01448.JPG



翌日は松崎町の山の中を調査してきました。こちらは,シカの影響が大きく,林床に藪があるのは沢沿いだけになってしまっていました。

DSC01450.JPG


そのため,優占種だったウグイスは,沢沿いでわずか記録されたのみでした。

最終日の今日は下田市北部の里山。耕作放棄が進んでいます。優占種だったスズメが記録できず,ヒヨドリが増えていました。

今回の調査では,シカの影響に加えて,耕作放棄が優占種に与える影響を感じることができました。そのあたりも考えながら全国解析をしたいと思います。


また,いずれの調査地でも前回には記録されなかったサンショウクイやサンコウチョウが記録できました。


全国調査で分布の拡大が確認されている両種ですが,ここでもそれを確認できました。サンショウクイは亜種が特定できたのは1羽だけでしたがリュウキュウサンショウクイでした。

今回も食べて来ました。でも「伊豆にきたら金目でしょ」ということでカツ丼と寿司のセットにしてみました。

DSC01451.jpg

posted by ばーりさ at 15:15| 活動報告