2020年06月30日

今年はさえずりが活発な時期が短かった? ライブ音聴き取り調査終了

4月から3か月にわたる聴き取り調査が今日で終了しました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。今年は実人数30人,延べ467人の方に参加いただきました。実人数は最多タイ,延べ人数はこれまでの最多だった去年より35%も増加しました。コロナでの在宅勤務が効いたかな,とも思っていましたが,年々増えているので自然増ですかね。

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さて,鳥の方の結果は,夏鳥などさえずり始めが遅かったということ,すでに報告しましたが,さらに,さえずりが不活発になるのも早く,全体にさえずりの活発な期間が短かった傾向にありました。
下に示したのがヒガラのさえずり頻度の図ですが,富良野こそ最後の最後ですが,それ以外の調査地は早くからさえずりが不活発になっているのがわかります。

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アカハラは最後まで活発でしたが,キビタキなどほかの鳥も同様の傾向がありました。

代表種のさえずり頻度のグラフはこちらをご覧ください。

ライブ音の聴き取りは終了しましたが,これからは,各地に設置いただいたICレコーダを回収しての聴き取りがスタートです。
こちらは孤独な作業ですが,一日一善ではないですが,コツコツいきます。


posted by ばーりさ at 09:38| 活動報告

2020年06月29日

野鳥撮影入門 菅原貴徳 玄光社

表記書籍を寄贈いただきました。ありがとうございました。

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図解でわかる野鳥撮影入門

野鳥写真のプロが教える
基礎&実践テクニック
2020年6月27日発売
B5判 144ページ
定価:本体2,000円+税
ISBN978-4-7683-0392-4


バードリサーチも調査などでお世話になっている若手カメラマン菅原さんの本です。

デジカメになって手軽に撮影ができるようになって,鳥の写真を撮る人が増えています。
もちろんぼくらの調査も少なからず鳥にプレッシャーをかけていますので大きなことは言えませんが,大きなレンズは,意図せずに鳥にとってプレッシャーになっています。どんな時に鳥が警戒しているのか,そしてどうしたらそれを和らげられるのかなどについて書いてあるのがいいな,と思いました。
以前はバードウォッチングから入って,撮影するようになる人が多かったと思うのですが,最近は撮影から入ったり,鳥を見るようになるのと同時に撮影するようになる人が多いような気がするので,鳥のことよく知らない人が多いので,最初にこういう入門書でそのあたり知れるのはいいですね。

ぼく自身はカツ丼くらいしか撮影しないのですが,よい写真の撮り方などの部分は,カツ丼をおいしそうに撮るための参考にしてみようかな。

posted by ばーりさ at 09:59| 書籍紹介

2020年06月26日

東京23区北部に行ってきました(佐藤)

東京都鳥類繁殖分布調査の一環で、未調査地がまだ多い江戸川区と足立区の調査を実施してきました。
午前中は江戸川区の2回目の調査でした。前回同様、シジュウカラとオナガは確認できた一方、メジロとホンセイインコは確認できませんでした。やはり、このあたりは繁殖期にはいないのかもしれません。

午後は日暮里舎人ライナー(モノレール)にのって、足立区の舎人公園に行きました。舎人公園は住宅地が広がる足立区の中にある、63ヘクタールと大きな公園なので(図)、メジロやホンセイインコもいるのではと期待しました。
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ここには大きな池もあり、アヒルやカイツブリ、バンなどがいて、バンやアヒルは繁殖も確認できました。林ではオナガやシジュウカラも確認できましたが、ムクドリが多いのが印象でした。一方、ここにもメジロやホンセイインコは見つからず、北部にもまだ進出していないのかもしれません。

ただ、これまでのデータをみるとホンセイインコは北部でも観察されているので、採餌には訪れているのかもしれません図 赤いところが足立区)。
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6月も下旬となり、大分繁殖が終わりかけている様子でした。23区の現地調査は恐らく、今回が最後です。色々と回ってみて、同じような環境でもメジロがいたりいなかったりと、色々と発見が多かったです。

また、23区の4種調査はお蔭様で200件近くのデータが集まっています。6月いっぱいまで情報を集めていますので、
23区でみかけたら情報をお寄せください。データの登録はこちらから!



posted by ばーりさ at 17:41| 活動報告

2020年06月23日

奥多摩に調査に行ってきました(佐藤)

 東京都鳥類繁殖分布調査で未調査コースが残っている奥多摩方面にほぼ毎週末、調査に行っています。6月21日は会員さんと共に日の出山の調査コースに向かいました(コースはこちら)。このコースはケーブルカーに乗っていく必要があるのですが、ケーブルカー乗り場に着くと、雨がひどかったので、このコースは諦めて、同じく未調査の日原のコースの下見に向かいました。
 幸運なことに日原につくと、雨は降っていなかったので、そのまま調査する事にしました。この時期でもミソサザイはさえずっていましたが、繁殖期の後半で、少し遅めの時間帯というのも影響してか、開始直後は鳥の声はあまり聞こえませんでした。さらに渓流沿いのコースという事もあって、水の音で、聞き取るのが困難でした。こういう状況になると、(鳴いている気がする)、となって疑心暗鬼になってしまうことがあるのですが、複数人いたため、お互いに確認しながら実施しました。
渓流から少し外れると、オオルリやキビタキが頻繁に確認できるようになり、1000mを越えたあたりからはコルリのさえずりも確認できました。一方、いてもおかしくないセンダイムシクイの声は1回確認できただけでした。他の奥多摩方面の調査地でもあまり聞けなかったので、少し気になっています。来年の調査でも注意したいと思います。

だいぶ、繁殖も終わりに近づいているようなので、今年の奥多摩調査はこれで最後になりそうです。本調査にご参加頂いている方で、まだ2回目の調査を実施されていない方は、どうぞ無理せず、来年に回してください。

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posted by ばーりさ at 12:35| 活動報告

2020年06月20日

便利なアプリ「野外調査地図」で奥多摩の繁殖分布調査

今日は朝から良い天気です。
黒沢さんに,朝の聴き取り調査はお願いして,東京都繁殖分布調査の奥多摩の空白メッシュをアンケート調査してきました。

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原付で走りながら,ところどころで停車して,鳥を記録しているのですが,歩いている時と違って,移動が速いので,今,自分がどのメッシュの調査をしているのかよくわからなくなります。
そんなときに便利なのがアンドロイドアプリ「野外調査地図」です。

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自分のいるメッシュと,あとどれくらい走ると,次のメッシュに入るのかがわかりますので,特に3次メッシュで記録をとるには,すごい便利です。また,道を走るときはGoogleマップ,山に入ったら,25000図などと,簡単に地図を切り替えられるので,これも抜群です。

さすがに10時を過ぎると鳥の声があまり聞こえなくなってしまったので,そこで終了。23メッシュのデータをとることができました。さすがに目が疲れて,さきほど目をつぶったら,1時間くらい爆睡してしました。
コルリとハチクマあたりが今日見たの自慢できそうな鳥ですかね。

山道をおりたところに会った食堂で食べました。
久々の関東のカツ丼,醤油のたった味はいいですね。

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posted by ばーりさ at 16:40| 活動報告