2019年05月12日

中央公園5月11日調査報告

朝から清々しい青空が広がる公園。
あっという間に木々の青葉も色濃くなっていました。

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   (青葉に覆われた公園の木々)

しかし、公園には渡り途中の夏鳥がまだとどまっていました。
茂みではエゾムシクイやセンダイムシクイの鳴き声。
ケヤキからツウィーと鳴きながら飛び立ったのはアカハラです。
さらに、冬鳥のシメの鳴き声も…。

一方で、留鳥たちは子育てに大忙しです。
散策路の横のクスノキに営巣中のハシボソガラス。
ヒナがだいぶ大きくなっていました。
親鳥が飛来すると嘴をあけて餌を強請っていました。
ヒナは3羽のようです。
彼らももう少しすると巣立ちです。

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 (餌を強請るハシボソガラスの巣内ビナ)

広場の芝生ではセグロセキレイの巣立ちビナが虫を追いかけていました。
見事1匹の虫を捕らえました。
この様子だと無事に生き残れそうです。
参加者の皆さんはあまり幼鳥をみたことがないとのこと。
しばし、セグロとハクの幼鳥の識別の勉強会となりました。

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(虫を捕らえたセグロセキレイの幼鳥 Oさん撮影)

ケヤキの樹冠では夏鳥のササゴイが抱卵を開始しました。
ただ、今年は昨年よりさらに減って3つがいのみです。
昨年の繁殖成績はそこそこでしたので、少しがっかりです。
つがい数が減ったことで繁殖成績がどうかわるのか楽しみです。

参加者5名 記録種数22種 記録個体数95羽
次回は5月18日午前6時30分からです。担当:BR平野





posted by ばーりさ at 14:04| みにクル報告(宇都宮)

2019年05月10日

【みにクル】九十九里浜北部シギチドリ調査3回目(奴賀)

5/8、みにクル九十九里浜北部でシギ・チドリ類調査に行ってきました。

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ハマヒルガオ。いい天気です。

参加者は常連のAさん1名。

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シギの群れを観察中。

この写真の波打際の奥に、ミユビシギとハマシギの群れがいます。
近寄ると、

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約500羽。

別の場所では、

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テトラにもりもりいます。ハマシギとミユビシギとキアシシギ。全部で300羽くらいいました。

他にも

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結構遠くから識別できたオバシギ。中央にいます。

本日の結果、調査地の周辺も含めて確認したシギチは、
ムナグロ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、タシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、オバシギ、ミユビシギ、トウネン、ハマシギ。
合計個体数は1000羽を越えました!今回は大漁でした。

結構疲れたので、眠気覚ましに、
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ピーナッツもなか。
森●のチョコモナカと同じ気分で食いついたら、硬すぎてびっくりしました。
posted by ばーりさ at 22:27| みにクル報告(その他)

2019年05月08日

全国鳥類繁殖分布調査も開幕 まずは伊豆で調査

今日,全国鳥類繁殖分布調査,最初の調査に伊豆に行ってきました。まだカッコウ類が来ていないので,調査時期にはやや早いのですが,昨年,ほかの調査の際に日中ですが,データはとってあることと,20年前も早い時期に調査していたので,やってきました。

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気持ちの良い朝,コロニーからは続々とヒメアマツバメが出陣していきます。
キビタキ,オオルリ,サンショウクイ,サンコウチョウといった夏鳥も記録でき,調査開幕としては,いい調査ができた感じです。

全国鳥類繁殖分布調査も残すところあと2年です。最終年度は予備ということで,今年は調査できていないところ精力的に回ろうと,2か月間の相棒もできした。こいつです。月3万以下で借りられる車種もありましたが,快適さを重視して,1万円少々たかい,こいつを相棒にえらびました。
足のばして寝られるので,長丁場も疲れずに生活できそうです。

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最初のカツ丼はちょっと外れでしたが,この繁殖期も頑張っていきたいと思います。

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posted by ばーりさ at 16:19| 活動報告

2019年05月06日

多摩川流域のイワツバメの分布

 この連休,あいまの時間に多摩川流域を原付で走りつつ,イワツバメのコロニーの分布を調べてきました。

 イワツバメってなんとなく山に多いイメージありません? なので,上流の橋にコロニーが多くあるんじゃないかと思っていたのですが,違いました。

イワツバメ分布.GIF 
イワツバメの分布 赤がコロニーのあった橋,青がなかった橋

 中流に多く,上流と下流は少ないのが見て取れます。
 下流の方は,環境が悪いなどの理由で,イワツバメが生息していない可能性がありますが,上流の方はどうなんでしょうか?
 最上流部の赤い丸は,実は川ではなくて,駅に営巣していたのをたまたま見つけた記録です。
 上流の方では橋ではなく,そうした建物などに営巣していることが多いので,こうした分布になるのでしょうか?

 東京都繁殖分布調査の結果を見ると,都心部ではかなり少なそうですが,上流部の方と,中流部では分布がそれほど違う感じではなさそうです。
 これを見ると,利用する場所が違う可能性も高いかな,と思います。もうちょっと情報収集してみます。


イワツバメ分布2.GIF

 もう1つまわっていて気づいたのは,スズメとの関係です。90年代にまわった時にはスズメが入っているイワツバメの巣が多く,かなりの脅威になっているように思いましたが,今回,あまり見かけず,イワツバメの巣ではなく,ほかの隙間で営巣しているのを見かけました。スズメの営巣場所選択が変わったの何なのか,それもちょっと気になりました。
posted by ばーりさ at 15:37| 活動報告

2019年05月03日

カルガモの産卵、オスはいつまでいるの?

ヒナの生存率を調べるカルガモ・サバイバル調査に備えて、カルガモが産卵しそうな場所の下見をしています。バードリサーチ事務所近くの公園で、メスが巣の場所を決めたようです。まだ卵はないようですが、そろそろかもしれません。ところで、オスはいつまで一緒にいるのでしょう? イギリスのマガモの繁殖の様子を書いた論文では、オスは産卵が近づくほど、他のオスに交尾されるのを防ぐためにメスに近い位置に留まるようになり、抱卵が始まって数日経つと姿を消すということでした。カモ類は越冬期から交尾をしている姿を見かけますが、受精にいちばん有効なのは産卵直前の交尾ですから、最後の最後に別のオスに取られては大変です。

手前の小島にいるのがメス、奥がオスです。
カルガモ夫婦20190502.jpeg

別の場所で2月に撮影した写真で雌雄の見分け方を説明しましょう。奥のオスは、上尾筒(尾羽手前の背中)が真っ黒で、背中の羽に羽縁が少ないせいで体全体が黒っぽく見えます。手前のメスは上尾筒が褐色でかつ羽に羽縁があり、背中の羽の羽縁もハッキリしています。このメスはかなり色が薄いのですが、色の濃い薄いには個体差があります。しかし、上尾筒と背中の羽の羽縁の存在に注意すれば、雌雄はかなり見分けられます。この特徴は越冬期も繁殖期も変わりません。
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posted by ばーりさ at 12:15| 活動報告