2018年10月10日

秋の渡りの季節の水場カメラ

です。

さて、自宅の庭に設置した水場に訪れる鳥を自動観察しようと、水場カメラを運転しています。
いまだに太陽の光に過剰反応してしまう問題はあるものの、順調にTwitterに投稿しています。(寒冷紗をかけるなどの対策方法があることを三上さんに教えてもらいました。)

また、不具合が出た時のために日に2回自動でリセットするようにしました。そのおかげか、ひと月ほどカメラに関してはほぼノーメンテでデータが取れています。ほど良く雨も降って水差しも楽でした。さすがに台風の時には止まりましたけど、夜中だったので問題なかったです。

確認できる鳥にも変化が出てきて、9月下旬ごろから、ヤマガラやヒヨドリがよく表れるようになりました。
Do3qBNsUcAA-h-B.jpgヒヨドリ
DokULdlV4AA6um0.jpgヤマガラ

ヒヨドリは年中いますが、ヤマガラはあまり近所で見かけないので秋の渡りだろうかと思っていたのですが、台風の過ぎた10月4日に何とキビタキが観察できました。しかも複数羽。これは渡りをとらえたのではないかと思います。
DopajJFVAAA8fAT.jpgキビタキ

狭い庭の30cmほどの皿の水場にも渡り鳥が来るものなのかと少し驚いています。

下の図は9月終盤から10月初頭にかけての観察された鳥の日時と、気温、湿度、気圧の変化を示します。
ほぼ毎日シジュウカラが現れ、10月4日から7日にキビタキは現れました。ヤマガラ、ヒヨドリは最近毎日のように現れます。
面白いことにヤマガラはここでは夕方の出現が多いです。また、メジロやエナガは周辺にいますが、水場では観察できていません。これも不思議で春先にメジロやエナガは水場の常連だからです。
季節的なものなのか?種間の縄張りなどがあるのかもしれません。

birdbath.jpg

観察していると不思議なことがでてくるものです。

さて次は、ツグミなどなど冬鳥の渡来が確認できるでしょうか?

posted by ばーりさ at 18:08| 電子工作戦隊

2018年08月31日

水場カメラの試運転

です。

さて、自宅の庭に設置した水場に訪れる鳥を自動観察しようと、前回ブログで紹介した水場カメラを試運転しています。
台風や豪雨などで止まったりもしましたが、最近(多少?)安定して来ました。

前回ブログで紹介したシステムにセンサーによる計測を加えています。
[AE-BME280]とうモジュールで1.0×1.5cmと小さな温湿度気圧センサーです。
IMG_1008.JPG


現在は、二つのスクリプトが作動するようになっています。
〇焦電型赤外線センサー(人感センサー)で鳥の訪問を感知しカメラで撮影、同時に温湿度気圧を計測し、データを蓄積、Twitter(@cameramoriya)に投稿。
〇1時間ごとに温湿度気圧を計測し、環境データを蓄積。

鳥が訪問した時の環境データと、1時間ごとのデータの2通メールが毎日届きます。

自宅庭は公園に隣接していて、水場(バードバス)はお皿状の器に水を入れ5cmほどの石を二つ置いています。
水場カメラはタッパーに入れ、20cmほど離し三脚上に固定してあります。
DlKdYEfUcAAE_BD.jpg

さて、送られてきたデータから8月25日~8月30日までの訪問状況をグラフにしてみました。
赤線が気温(℃)、青線が湿度(%)、黒い点がシジュウカラが訪れた時間の温度と湿度です。
20180825-08-25_31.jpg

訪れたのはすべてシジュウカラでした。メジロやヒヨドリ、エナガなども周囲にいますが、今回は水場ではとらえられませんでした。春先はエナガも来ていたので、季節にもよるのかもしれません。
シジュウカラは午前中の訪問が多く、雨模様の27日は訪問がありませんでした。雨の日は乾かないから来ないのでしょうか。
また、暑いから来るというわけでもなさそうで、毎日お風呂に入るといった習慣的なもののような印象です。
今後も継続して年間の利用する種や状況を確認してみようと思っています。

改良点として、
赤外線センサーは、暖められた木や葉が動くと作動しますので誤作動も多く、上から下向きにカメラを向け葉などが写らないように工夫するか、何も写ってない場合に送信しないなどの工夫をしてみようと思います。

センサカメラは巣箱の観察にも応用できると思うので、初冬には巣箱カメラの工作も紹介したいと思います。


ーーー参考ーーーーー
〇材料や設置場所〇
【材料と材料費】
材料費が合計で5000〜10000円ぐらい。様々に組み合わせることができるので工夫次第といったところです。
Raspberry Piも最新モデルは6000円程するのですが、性能がいいので設定は楽です。
最新モデルで設定して、野外で動かすときには安価な小型モデルというのが扱いやすいかもしれません。
カメラもいろいろなものが販売してあります。夜間撮影できるものもあります。

Raspberry Pi (小型のマイコンボード)ZERO WH 1800円(小型モデル)
MicroSD 8GB Class4以上 800円〜(各メーカ)
Raspberry Piのカメラ 1200〜4000円(アマゾン)
焦電型赤外線センサー 500円(秋月電子通商:[SB412A])
温湿度気圧センサー 1080円(秋月電子通商:[AE-BME280])
ジャンパーコード、ブレッドボード

防水ケース(タッパー利用)
三脚

【初期設定に必要なもの】
私は家にあったものを利用しましたが、以下のものが設定に必要となります。
USBキーボード、USBマウス、USD電源アダプタ、HDMIコード、ディスプレイ、パソコン

【水場を置いた自宅庭の環境】
電源が必要なので屋外の外部電源から15mほどコードを引きました。
データや映像を送るために自宅Wi-fiが届く所に置いています(MicroSDに溜めていくこともできますが回収が必要です)。

水場カメラを作製したい方がおられましたらご連絡ください。協力します。
posted by ばーりさ at 15:01| 電子工作戦隊

2018年07月23日

電子工作戦隊創設

鳥類学の調査には、現在、様々な調査機器類が使用されています。
ビデオやカメラはもちろんのこと、各種センサー、GPS、ロガー、レーダー、ドローンなどなど。

人が観察に行けないところもいけます。証拠も残りますし、定量的な調査も可能です。鳥へのストレスも少なく、本来の生態が観察できます。また、人は定点観察し続けるのには限界がありますが(例えば、このとんでもない暑さの時など)、機械は基本電気があればなんとかしてくれます。

しかしながら、精度が高かったり、自由に設定できる調査機器はそこそこ調達コストがかかります。在野の調査者としては、あまりコストを掛けずに便利に調査できるように楽しく乗り越えたいところです。

先日来、Raspberry Pai(ラズベリーパイ)という、教育目的に作られた超小型のコンピュータ(2000〜6000円)を触っています。子供向けに作られたのですが子供な大人に大人気のこのコンピュータはいろいろな電子工作が作られネットで公開されています。

私もネットの情報を参考に、ちょっとしたセンサーカメラを作って自宅の水場を観察し始めました。集電型赤外線センサーを用いて、水場に鳥が来ると感知して写真を撮影し、Twitterに自動投稿します。
(Twitterアカウント @cameramoriya)

IMG_0947a.jpg
IMG_0966a.jpg設置の状況
Divu514UEAAw1RK.jpg
撮影されたシジュウカラ。毎日のように訪れます。

現在、順調に撮影できていて、いつ来ているかリアルタイムで分かります。温度センサーをつければもっと多くのことがわかりそうです。

プログラムやシャッタースピードなど試行錯誤は必要でしたが、思い通りにいくとこれがなかなか面白い。そこで、ラズベリーパイを中心として調査機器を自作して楽しく野鳥調査するサークルを作ろうかと思います。

電子工作戦隊バードリサーチを創設したいと思います。

ブログで不定期に掲載していく予定ですので、初心者の試行錯誤を見てもらって、安心して電子工作に挑戦してもらいたいと思っていますw
こういうもの開発してほしいとかアイデアがありましたら教えてください、隊員になっていただいて一緒に作ってみましょう。
posted by ばーりさ at 15:07| 電子工作戦隊