2022年07月27日

山梨県の水場カメラ

山梨県の八ヶ岳麓あたりに、7月初旬から水場カメラを設置しました。
電源はあるけど、有線LANがないところで、モバイルWi-fi(携帯電話の通信網)を使用してどの程度撮影できるか試しています(市販品のウェブカメラATOM cam2を使用)。
ただ、最近雨も多いし、水場の環境が豊富なためではないかと思うのですが、あまり鳥が来ません。辺りでずっとキビタキが鳴いているような所なのですが、キセキレイ、ゴジュウカラ、ヤマガラは、一度きり...。
ただ、ジョウビタキが幼鳥も含めて日に1回ぐらいやってきます。実際現地でも相当な密度がいるように思います。繁殖が確認されたと思ったら、こんな急激に増えるんだという印象です。どういう要因なんでしょうか、興味深いですね。

秋の渡りや冬鳥の移行は捉えられるか、水場はこれからに期待です。








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posted by ばーりさ at 18:38| 電子工作戦隊

2021年10月12日

ネットワークカメラによる水場モニタ


 バードバス調査は自作したセンサーカメラを使用して、水場をモニタリングしていますが、現在、既製品のネットワークカメラも試しています。
 ネットワークカメラは、カメラ自体がIPアドレスを持っていてパソコンにつながなくても映像を見ることができます。防犯用やペットの見守り用などで、お値段はピンキリですが3,000円程度で販売されている機器もあります。
c100.jpg
 現在、使用しているのはTP-linkのc100(屋内用なので雨の日はしまっています。ちなみに屋外用のc310という製品もあります)というネットワークカメラで、Wi-fiにつなげるタイプでLANケーブルが必要なく、電源があれば使用できます。基本的にスマホがあればよく、専用アプリを入れて指示通りしていけば設定できます。
無題.jpg
 出先でも確認することができ、モーションセンサーで画像内で動きがあればビデオ録画を始め、その時にスマホに通知もしてくれます。カメラの調整も必要なく、ヤモリぐらいしか映りませんが、ナイトビジョンもあり夜も撮影ができます。

 やや面倒なのは撮影された鳥の画像の確認です。専用アプリから抜き出すことも可能ですが、カメラに入れてあるマイクロSDを抜き取ってパソコンに読み込んだ方が簡単です。ただ定期的に確認する必要があります。
 それと、動いているものを何でも検知するので風で枝が揺れるとずっと撮影しています。別種のセンサーと組み合わせればいいのかもしれません。

 他の機能としては、カメラにアカウントをつけると、同じネットワークの中にあるパソコンを使用してYoutubeのLive配信もできます(セキュリティ上、自庭の配信はお勧めしませんが)。

 マイクの音がいまいちとか、細かい設定はできないですが、けっこうな多機能で3,000円ほど、家の中からのバードウォッチングを簡単に試すには良いかもしれません。もし他にも(安くて)よい製品を知っていたら教えてください。

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posted by ばーりさ at 17:59| 電子工作戦隊

2021年08月03日

夜の鳥の鳴き声録音

です。

暑い日が続きます。昼間はセミの声にかき消されて静けさも感じなくなってきました。そこで今回は、ラズベリーパイにUSBマイクをつなげて夜間に鳥の声のモニタリングができる工作物を作ってみました。

ラズベリーパイは教育目的で開発された小さなコンピュータです。センサーやカメラなどを組み合わせて記録を撮ったり画像を撮影できたりします。マイクは、以前買って手元にあった『サンワサプライ USBマイクロホン MM-MCU02BK』を使いました。一応指向性があるので、上に向けて野外では設置しました。

E651VeQVcAwccMz.jpg

青いケースがラズベリーパイと黒いUSBマイク 白い線は開発時につなげていたイヤホン

時間帯はセミの声が静まる毎夜0-4時に自動で起動させています。音圧が指定した閾値を越えると10秒録音して音声ファイルを作ります。この設定がちょっと微妙で、感度高く閾値を設定すると夜中録っていました。逆に低くすると全然録れてない…。
何日か試して、なんとか適当な閾値を見つけましたが、それでも一晩に100ファイルぐらいになりました。

一つ一つ聞いていては時間がかかるので、音声ファイルからスペクトログラムに描画して、音が入ってるか一目でわかるようにしてみました。

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12-13kHzの虫の声と1kHzあたりの救急車の音のスペクトログラム

チェックは楽になったのですが、
今のところ、直翅目(キリギリスやコオロギの仲間)、かすかに鳴くセミ、消防車、毎夜出動している救急車のサイレン(お疲れ様です)が録れていて、鳥の声は全く録れていません。ゴイサギの声でも録れないかと思っていますが、繁殖の盛りを過ぎたので時期的が良くないような気がします。秋の渡りに何か録れるでしょうか。

スペクトログラムのパターンから鳥の声が抽出できたら、さらに楽になりそうなので、しばらくモニターしながらプログラムの改良をしてみます。

参考
posted by ばーりさ at 15:56| 電子工作戦隊

2020年04月07日

ライブカメラの鳥たち

家の中で過ごす時間も多くなっているのではないでしょうか。
鳥見成分を補うために、インターネットで見ることのできる鳥や環境のライブカメラをYoutube等から集めてみました。

ビデオライブ 日本
ツバメ

バードフィーダー

ビデオライブ 海外
ハクトウワシ

ミサゴ

ハヤブサ

アメリカワシミミズク

アメリカフクロウ

シロアホウドリ

シュバシコウ

メキシコマシコ

ハチドリ

バードフィーダー


ミシシッピー河


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posted by ばーりさ at 11:01| 電子工作戦隊

2020年02月17日

冬のバードバスの状況(守屋)


暖かい冬ですね。です。
202002110931SHIZUOKA1-BirdBath-スズメメジロ_Moment.jpg
現在、稼働中センサーカメラによるバードバスの日々の訪問状況です。
設置した土地や環境によって鳥相も異なりますし、同じ場所でも昨年とは様子が違いました。

●静岡バードバス
20191210-20200216shizuoka.png

ヒヨドリ、スズメ、メジロの訪問が多く、シジュウカラが少ないことやイソヒヨドリが訪問していることが特徴的です。冬鳥のジョウビタキが1月後半から確認されなくなりました。きれいなオスだったのですが、今年は暖かいので移動も早いのでしょうか。

●倉敷バードバス
201911001-20200216kurashiki.png

8月15日のお盆から稼働していたのですが、10月中旬までなにも訪問しませんでした。ちなみに12月は庭の手入れの影響で一月ほど休止しています。
10月中旬以降は、シジュウカラなどの訪問がありましたが、年明けからシジュウカラの訪問がなく、メジロ、ヒヨドリ、シロハラがよく訪れています。ツグミ、ホオジロが少ないですが他では見られていない種です。

●清瀬バードバス
WINTER-2019&2020-KIYOSE.png

清瀬は2018年11月頃から稼働していますので、昨年と今年の12月から1月末までの冬の状況を比較してみました。□枠が昨年の訪問日で、朱色のマークが今年です。
ヤマガラ、ジョウビタキ、エナガが今年は来ていません。最近も周囲で観察しているので、なぜか水場には来ていないようです。シジュウカラ、メジロ、ウグイスも今年は頻度が減りました。反対にキジバトが12月下旬からよく来ています。キジバトは留鳥なのですが冬によく訪問し、昨年は2-3月に頻繁に訪問していました。今年は一月ほど早まっているようです。
周囲の様子も特に変わりがないように思います。そこで、近くの所沢観測所の平均気温と降水量を、昨年と今年で比較しました。確かに今年は気温も高く、降水日も多いのですが、データを見ると降水日も鳥の訪問はあるので、降り方とか他の要因などとの複合的なものかもしれません。

所沢天気.png
2018-19年と2019-20年の所沢気象観測所における平均気温と降水量

まだ、数機かセンサーカメラがありますので、ご協力いただける方はご連絡ください。




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posted by ばーりさ at 16:20| 電子工作戦隊