ID-BIRD tryの3回目は、行徳鳥獣保護区の中を見学させていただきました。
干潟の埋め立てのためその代償のために作られた人工湿地です。
2時間半中を見学させていただきました。ご案内頂いた行徳観察舎友の会の野長瀬さんありがとうございました!
住宅地と高速道路に囲まれたなかに、相当広い様々な環境がありました。
アシ原、池、干潟、樹林、竹林、農地、草地、広さも十分で、あまり中に人も入ってきません。環境が多様なせいで、多様な鳥がいました。カワウ、アオサギは繁殖中でした。ただ、シギ・チドリはあまり入らないようです。干潟がでないとか、餌がいないとか理由があるのかもしれません。
2地点で簡単なスポットセンサスをし、多様度指数を試しに計算してもらいました。
写真を撮るのを忘れました。参加者の方ください…。
観察された鳥
オカヨシガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、クイナ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ベニマシコ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン(追加修正がありましたらご連絡を)
参加者 各位
Simpsonの多様度指数の計算です。
私のデータを入れて算出してあります。
●Aポイント 7種32個体
ヒヨドリ 6、カワウ 18、ツグミ 1、ムクドリ 3、ハシブトガラス 1、カルガモ 2、オオバン 1
A=1−((6/32)^2+(18/32)^2+(1/32)^2+(3/32)^2+(1/32)^2+(2/32)^2+(1/32)^2)
=1−(0.0352+0.3164+0.0010+0.0088+0.0010+0.0039+0.0010)
=1−(0.3672)
=0.6328
●Bポイント 9種753個体
カワウ 700、キンクロハジロ 5、スズガモ 37、、ホシハジロ 4、カイツブリ 2、アオサギ 2、トビ 1、ハシブトガラス 1、セグロカモメ 1
B=1−((700/753)^2+(5/753)^2+(37/753)^2+(4/753)^2+(2/753)^2+(2/753)^2+(1/753)^2+(1/753)^2+(1/753)^2)
=1−(0.8642+0.0000+0.0024+0.0000+0.0000+0.0000+0.0000+0.0000+0.0000)
=1−(0.8666)
=0.1334
A>B Aの多様度指数が高い!
Bはカワウの数が圧倒的で偏ったので、多様度指数が減少したということになります。