2022年06月28日

美しい鳴き声が聞こえる日本の野鳥図鑑 保存版

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美しい鳴き声が聞こえる日本の野鳥図鑑 保存版
里中遊歩 監修 宝島社

表記書籍に,鳴き声図鑑で音源協力しました。
前回,協力した「身近な鳥」に続き,種数を増やしたものも作りたいということでご協力しました。1320円と手ごろな価格でこれだけの種数が掲載されています。たくさんの種を詰め込んでのこの価格ですので,1種1種の解説は,通常の図鑑のように詳しくはありませんが,書店などで見かけたら,手に取ってみてください。

posted by ばーりさ at 16:49| 書籍紹介

2022年04月30日

日本書紀の鳥 山岸哲・宮澤豊穂 著 京都大学学術出版会

著者の山岸さんから,表記書籍いただきました。ありがとうございました。

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学術選書 104 日本書紀の鳥

山岸哲・宮澤豊穂 著
京都大学学術出版会
四六並製・286頁
ISBN: 9784814004058

日本書紀に出てくる鳥の話題の紹介とそれにまつわる鳥の話題や種の情報などを読むことができます。

きっと,古文の授業でやったのだと思いますが,まじめな生徒ではなかったので,日本書紀というものがあることは知っていましたが,こんなに鳥のことが出てくるの知りませんでしたし,その話題も下ネタというか,下世話なというかそんな話も多いの知りました。鳥の話題の中に日本書紀の話をまじえたら,ちょっと賢そうに聞こえますよね。「賢そう」な人になりたい人はぜひ読んでみてください。また,今の鳥の話題の方も,ぼくは知らなかった情報(昔の論文や応用生態工学系のもの)もあって,よいインプットにもなりました。



posted by ばーりさ at 16:51| 書籍紹介

2022年04月04日

あした出会える野鳥100

著者謹呈ということで,以下の書籍が届きました。柴田さんですかね,菅原くんですかね,ありがとうございました。

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散歩道の図鑑 あした出会える野鳥100

柴田佳秀(文) 菅原貴徳(写真) piro piro piccolo(イラスト)
本体1,600円+税10%
山と渓谷社


身近な野鳥を厳選した初心者向けの図鑑です。
イラスト図鑑と写真図鑑の良いとこどりを狙っているのでしょうね。
最初に掲載されている100種が陸の鳥と水鳥にわけてずらりと並んでいるページがあるのですが,そんなところはイラストのよいところで,載っている鳥を概観できて楽しいです。

書店で手に取ってみてください。
posted by ばーりさ at 14:03| 書籍紹介

2022年01月05日

『山口県版鳥類繁殖分布調査報告書2017』などを頂きました

日本野鳥の会山口県支部より、『山口県版鳥類繁殖分布調査報告書2017』、『山口県版鳥類繁殖分布調査報告書2017(種別解説編)』、『山口野鳥 第52号』を頂きました。
山口県支部では、1990年、2008年にも鳥類の繁殖分布調査報告書を作成しており、2016年と2017年の今回が3回目の調査報告です。
国土地理院の2万5千分の1地図を縦横に等分してサブメッシュを作成し、315サブメッシュでラインセンサスによる現地調査を実施して、過去2回の調査との比較をされました。
『山口県版鳥類繁殖分布調査報告書2017(種別解説編)』には、種ごとに山口県における生息状況やその変化、繁殖例などの非常に充実した記録がまとめられています。全国鳥類繁殖分布調査では収集されきれなかったと思われるデータも多く載っており、地域に密着して鳥を観察する人、その記録をまとめる人の距離の近さと層の厚さを感じました。

個別の種では、全国の傾向と同じくソウシチョウやガビチョウの分布拡大が見てとれました。山口県は西日本の中ではソウシチョウの拡大が遅く、ガビチョウもまだ遠い存在だったのですが、ついに入ってきて増えているようです。山口県出身の私としても、馴染んだ音環境が変わっていくのだろうかと心配になりながら読みました。

『山口野鳥 第52号』にはいろいろな鳥の報告などが載っていますが、特に山本尚佳さんの「生態写真の撮影にハマった!」や調査研究部による「続 頭かき図鑑」が面白くてご紹介します。
「生態写真の撮影にハマった!」は、野鳥観察から入って撮影も始められた山本さんが、警戒されない距離でじっくりと鳥を観察しながら、鳥が見せてくれるいろいろな行動を撮り溜めたものです。潮汐に合わせて「休息」のタイミングで撮影したものや、マガンとシジュウカラガンがいがみ合っている「異種間の争い」など、ゆっくりと鳥をみる面白さが詰め合わせになったような内容でした。
「続 頭かき図鑑」は、いろいろな鳥が頭をかいている写真がひたすら掲載されているページです。ここでは、普通に頭をかく「直接頭かき」と、翼越しに頭をかく「間接頭かき」について、どの分類群の鳥がどんなかき方をするかをまとめてあります。写真もたくさん掲載されていて、写真を見比べるだけでも楽しいものです。こうした記録は、山口県支部野鳥観察データベースに掲載されているものから抽出されたものだそうで、他にも色々な行動が掲載されているようです。こんなに充実したデータベースがあるのかと驚きました。

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posted by ばーりさ at 14:26| 書籍紹介

2021年12月14日

日本野鳥の会のとっておきの野鳥の授業 日本野鳥の会編 上田 恵介監修 山と渓谷社

日本野鳥の会の会報である「野鳥」誌は、野鳥の会創設時から発刊されていて、野鳥に関するあらゆる話題を取り扱っています。2024年に創刊90周年になるそうです(ちなみにバードリサーチは、2024年で20周年です)。

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本書は、ここ10年の間に野鳥誌で組まれた特集から選りすぐりの研究や保護に関する話題をとりあげています。
内容は、カッコウの托卵やモズのはやにえ、シジュウカラの言語などの不思議な生態、機能的な体の構造のこと、衛星発信器による追跡や、海鳥のバイオロギングのような近代の調査技術、シマアオジやシマフクロウなど野鳥の会が後押しする保全活動などなど、読み終わるころには現在の野鳥に関する知識を幅広く得ることができそうです。 

執筆陣も豪華で、こんな授業受けてみたいですね。
(どうですかね。毎週この本を教科書に順番でオンライン講座を開いてくれないですかね)

どこから読み始めてもよく、長すぎずまとめられていて内容も分かりやすいです。より深く野鳥の事を知りたい人にとって最適な入口かもしれません。
ぜひ年始休みに読んでみてはいかがでしょうか。


【内容】
第1章 深遠なる鳥たちの行動と生態
第2章 鳥たちの驚異の仕組みとチカラ
第3章 野鳥保護最前線 日本野鳥の会の取り組み

【定価】
1980円
posted by ばーりさ at 16:13| 書籍紹介