2021年07月25日

北海道の猛禽類2020年版

北海道の猛禽類2020年をご寄贈いただきました。ありがとうございました。

ちょうど,先月買っていたので,ちょっと残念。

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冊子ではなく,DVDで出版になってます。

北海道開発局などの事業の調査結果をまとめたものです。こういう事業を含めたアセスメント調査のデータが猛禽類の情報としては,もっとも多い,重要なものですが,その多くはそのまま埋もれていってしまっているのですが(アセスメントという目的は果たしているのですが,それでももったいない),こうした形で発行されたり,一部は,最近は論文化して,発表もされているので,こうした流れが進むといいですね。

クマタカ,オオタカ,ハイタカ,ハチクマ,オジロワシ,ハヤブサの情報や,保全対策の情報が掲載されています。
ぼくのPC環境の問題かもしれませんが,表をそのままコピペできると,いろいろデータをいじれていいな,と思ったのですが,コピペはできないようで,せっかくのDVDなのにちょっと残念。

興味ある方は,2000円プラス送料で以下から購入することができます。


posted by ばーりさ at 16:35| 書籍紹介

2021年07月19日

鳥類のデザイン 骨格・筋肉が語る生態と進化

「鳥類のデザイン 骨格・筋肉が語る生態と進化」という書籍を進呈していただきました。ありがとうございました。
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鳥類のデザイン
骨格・筋肉が語る生態と進化
THE UNFEATHERED BIRD

著者 カトリーナ・ファン・グラウ
監訳者 川上和人
訳者 鍛原多惠子
定価6,930円 (本体:6,300円)
ISBN978-4-622-08989-6


 この本の原題は「THE UNFEATHERED BIRD」といい、著者は、カトリーナ・ファン・グラウさんという方です。本を完成させるのに25年もの年月がかかったそうで、とてもボリュームのある本になっています。
 この本では、様々な鳥類の骨格や筋肉のイラストが掲載されていますが、独特なイラストで、飛行や歩行など動いているときの姿で描かれているものも多くあります。イラストを見ているだけでも楽しめますが、解説文もあります。

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ミヤマガラスのイラスト。左から「皮膚なし」「羽毛なし」「骨格」

 私たちは普段から調査などで野鳥を観察していますが、体の中はどうなっているのかは観察だけでは分かりません。例えば、この本の表紙に描かれている鳥は、日本にもいる野鳥ですが、これが何なのかわかる人は決して多くないと思います(正解は本文の下に書いておきました)。因みに私も最初は分かりませんでした。
また、骨格標本であれば、自然科学系の博物館で見学することができるかもしれませんが、皮膚ななくて、筋肉や器官がついている状態は、中々見ることはできないと思います。そう言った部分を見ることができるのは、この本の魅力の1つではないかと思います。
 そして、個人的に「お!」って思ったのが骨盤のイラストです。鳥類の骨盤は、大腿骨と接している部分に穴が開いています。この部分を「寛骨臼(かんこつきゅう)」といいます。なぜここに注目したかというと、「寛骨臼に穴が開いている」という特徴は、恐竜の最大の特徴の1つでもあるからです。やはり鳥は恐竜の一員なんだと改めて感じさせられました。
 ほかにも様々な鳥の骨格や筋肉のイラストと、解説が掲載されています。興味を持たれた方は、出版社のHPをのぞいてみてください。
山ア優佑 バードリサーチ嘱託研究員

出版社のHP




正解:ノスリ


posted by ばーりさ at 17:37| 書籍紹介

2021年07月06日

セイタカシギの写真集を謹呈していただきました(守屋)

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 兵庫の三木敏史さんからセイタカシギの写真集をいただきました。三木さんは、バードリサーチが事務局を担っているシギチドリ類調査の調査員でもあり、多くの野鳥の写真も提供していただいていて、ホームページやニュースレターに活用させてもらっています。

 昨年、三木さんは兵庫県で初めて繁殖確認に成功したセイタカシギを詳細に観察されていて、共著者の名田稔さんと写真集としてに形に残そうと決意されたそうです。
 セイタカシギは、まだまだ繁殖地が局地的で巣立ちまで成功するには困難なことが多く、通行量の多い道路に近いハス田での繁殖は珍しいかもしれません。写真集となっていますが、ディスプレイや巣作りの様子、ヒナの成長度合いや行動など、繁殖の様子が詳細に記録され資料的な価値も高いと思います。

 ハス田の所有者と交渉したり、影響を与えないように撮影したりと大変だったようですが、写真集を作ると聞いてからあれよあれよという間に発刊し、そのバイタリティに脱帽しました。
 一般への販売をするかは聞いていないのですが、160部を地元の小中学校に配布されるそうです。地元や学術に還元する姿勢も見習いたいと思います。





posted by ばーりさ at 16:36| 書籍紹介

2021年03月18日

鳥類学は、あなたのお役に立てますか? 川上和人/著 

表記書籍をご寄贈いただきました。ありがとうございました。

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鳥類学は、あなたのお役に立てますか? 川上和人/著 新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/book/350912/

もう何作目なんでしょうね。川上和人さんの新作です。
説明不要と思いますが、今回も楽しい本になっています。
この本の目的は、今、日本で一番絶滅が近いけれども、地味でマイナーな鳥、オガサワラカワラヒワの普及を目指しているとのこと。彼のFBによると、売り上げの一部はオガサワラカワラヒワの保全に役立てられるそうです。
楽しく読んで、保全に貢献。素晴らしい。ぜひ書店で手に取って、そして購入してください。

posted by ばーりさ at 09:04| 書籍紹介

2021年02月19日

時間軸で探る日本の鳥 −復元生態学の礎

表記書籍が出ました。

黒沢が監修し,植田が全国鳥類繁殖分布調査について書いています。
繁殖分布調査については,ホームページYouTubeビデオでも見られる情報なので,買う価値はないかもしれないですが,「骨や遺伝子から探る日本の鳥」「文化資料から探る日本の鳥」などは,なかなか普段触れることの少ない情報だと思いますので,本屋さんなどで手に取ってみてください。

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時間軸で探る日本の鳥 −復元生態学の礎
築地書館 2,600円+税
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1614-3.html
posted by ばーりさ at 11:13| 書籍紹介