2018年03月31日

3月31日中央公園調査報告

今日で17年度も最後の調査です。
公園は、サクラの花が満開。
メジロの群れが花の蜜を吸い来ていました。
一足先に咲いたシダレザクラはもう青葉も出ていました。
サクラの見ごろも明日まで?

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   (サクラの蜜を吸いに来たメジロ)

サクラの木の下にアオジ。
今シーズン、特に2月以降は記録される日が少なめでした。
低木の茂みからでて、黄色い胸をそらし囀っていました。

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(低木で囀るアオジの雄)

シラカシの茂みからは軽やかなシロハラの囀り。
こちらもそろそろ北帰行の準備です。

さらに、芽吹いたばかりのコナラの高木にマヒワの群れ。
近くの里山か飛来したのでしょう。
15羽前後が枝先をつついていました。
しかし、キジバトに驚き、一斉に飛去。
参加者の皆さんはもう少しじっくり見ていたかったようです。

さて、今シーズン私たちを楽しませてくれたシメ。
おそらく、調査開始以来の最多個体数と思われます。
しかし、3月の中旬になると嘘のように激減。
今日も1羽が記録されただけでした。

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   (4シーズンのシメの記録個体数の変動)

来週からは15年目の調査が始まります。
18年度はどんな鳥や人との出会いがあるのでしょうか。
また寝不足の日々の始まりです。

参加者8名、記録種21種 記録個体数157羽
次回は4月7日午前7時からです。担当:BR平野




posted by ばーりさ at 12:11| みにクル報告(宇都宮)

2018年03月24日

中央公園3月24日調査報告

今日はやや肌寒いものの数日ぶりの青空。
公園の木々も芽吹き、コブシが白い花を付けていました。
池の縁のシダレザクラの枝がピンクに。
いくつか咲いていました。

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    (咲き出したコブシ)

あれほどいたシメがほとんどいません。
今日はわずかに1羽。
お気に入りの枝さきにとまりぐぜっていました。
イカルも今朝は姿をみせません。
もう公園を去ってしまったようです。

つぼみが膨らんだソメイヨシノの枝のカラスの巣。
ハシボソガラスが抱卵中でした。
騒々しく鳴きながら飛びまわるのはハシブトガラス。
飛来した侵入者を追い払っているようです。
今のところ今年は3巣?

枝先を忙しくわたるエナガのつがい。
1羽の尾の先が曲がっています。
巣が出来上がったのでしょう。
2羽で行動しているので産卵中?

低木の植え込みからジョウビタキの鳴き声。
ひと際美しい雄でした。
渡り前のひと時。
餌探しに余念がありません。

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  (地上で餌を探すジョウビタキの雄)

茂みの中から複雑な小声の鳴き声が…。
シロハラです。
まだ張りのあるさえずりにはほど遠い鳴き声です。

冬の間、私たちを楽しませてくれた冬鳥たち。
北帰行ももうすぐです。
少し前までの冬鳥たちの喧騒が嘘のような朝でした。

参加者7名 記録種19種 記録個体数153羽
次回は3月31日、午前7時からです。
担当:BR平野







posted by ばーりさ at 10:42| みにクル報告(宇都宮)

2018年03月10日

3月10日中央公園調査報告

昨日までの荒れ模様を残す曇った朝。
早春の樹木の花が公園に彩を添えていました。
黄色いサンシュユ、梅の白、花桃のピンク。

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     (早春の日本庭園)

肌寒くまだ厚手の上着が必要です。
鳥たちもやや元気がなさそうです。
それでもケヤキの枝ではシロハラが囀りはじめました。
まだ小声ですがはっきりしたメロディーでした。

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   (地上で採食するシロハラ)


モズの雄が開始から解散まで同じ場所でぐぜっていました。
もう近くの里地では営巣が始まっています。
周りには雌の姿はありません。
繁殖が遅くなってしまうのではと心配です。

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  (お気に入りの枝でぐぜるモズの雄)

今朝もシメの群れが出迎えてくれました。
先週は、見ている前で次から次へと東へ飛去。
今日も4群にわかれてほとんどすべてが東へ。
数えると少なくとも135羽。
どうもシメたちは公園をねぐらに利用しているようです。

残ったシメは数羽のみでした。
彼らはどこへ行ったのでしょうか。
少なくとも近くの定期的な公園の調査地や里地では1、2羽のみです。
郊外の河川敷の草原などで採食しているのでしょうか。
大変気になります。

参加者3名 記録種数28種 記録個体数251羽
次回は3月17日午前7時からです。担当:BR平野





posted by ばーりさ at 10:32| みにクル報告(宇都宮)

2018年02月24日

2月24日中央公園調査報告

もう2月下旬。
今日は2月最後の調査です。
エナガは繁殖期に入ったようです。
群れを解き、つがいで行動していました。
つがいでクスノキの樹皮についたコケをむしり取っていました。
シラカシの茂みに営巣場所を決めたようです。

相変わらず公園はシメでいっぱいです。
しきりに飛び交うため正確な個体数はわかりません。
そこで一方方向に飛ぶシメを数えてみました。
すると、少なくとも78羽。
実際には100羽近くいるのではないでしょうか。

下の図は、最近の4年間のシメ個体数の比較です。
どの年も10月から2月の10日ごとの最多個体数の変動を表しています。
今冬は、個体数の多かった2015年冬よりも個体数が多いことがわかります。
さらに、長期間居ついています。
今冬は公園にカエデの実やヒマラヤスギ、ユリノキなど食物が豊富なためでしょう。

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    (2014年から17年冬のシメの個体数の比較)

一方で、カワラヒワはここ2年間少ない傾向にあります。
2014年や2015年では最高30〜37羽記録されていました。
しかし、2016年と17年冬はせいぜい25羽です。
また、昨年や今シーズンは2014年より早くピークが来ていました。
今年はニレの実も豊作です。
とすると、宇都宮付近ではカワラヒワの飛来が少ないのかもしれません。

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   (アキニレで採食するカワラヒワ)

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(2014年から2017年冬のカワラヒワの10日ごとの最多個体数)

冬の都市公園における鳥の変動。
長期的なモニタリング調査の楽しみの一つです。

参加者7名 記録種数24種 記録個体数266羽
次回は3月3日午前7時からです。担当:BR平野

posted by ばーりさ at 12:18| みにクル報告(宇都宮)

2018年02月17日

中央公園2月17日調査報告

だいぶ朝の冷え込みが緩んだ2月中旬。
公園の植え込みのマンサクが早くも黄色い花をつけていました。

大池の掃除はまだ終わっていません。
一段低くなった水路にわずかに水が残るだけです。

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      (清掃中の大池)

今年はカワセミの雌がまだこの水路に来ていました。
水路に渡した足場の上や横のバケツにとまって魚を狙っていました。

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    (バケツにとまるカワセミ)

さらにアオサギ1羽とコサギ1羽。
北関東では著しく個体数が減ったコサギです。
市街地の塒から飛来したようです。
公園に降りてきたのはいつ以来でしょう?

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   (池に降りたコサギとアオサギ)

シメは相変わらず多く、カエデの木に群れていました。
ただ、前回よりは少ないようです。
人が通ると高木に移動したり飛び去ったり。
なかなか正確な個体数をカウントできません。

小学生のS君が31羽とカウント。
参加者の皆さんも納得。
日本庭園のシメはS君のカウントで決まり!

キジバトの長閑な鳴き声が3か所で聞こえてきました。
エナガもつがいらしい2羽で行動していました。
今日は、少し春の気配が漂う朝でした。

参加者6名 記録種数27種 記録個体数198羽。
次回は2月24日午前7時からです。担当:BR平野


posted by ばーりさ at 10:46| みにクル報告(宇都宮)