2018年08月11日

中央公園8月11日調査報告

昨夜の宇都宮は大雨に伴う避難勧告の警報で騒然としていました。
幸い大きな災害は起きなかったようでした。
一夜明けた公園。
鳥たちは何事もなかったように行動していました。

ただ今朝も鳥たちの姿は少なめでした。
例年多いハシブトガラスも今朝は12羽のみ。
先週よりさらに減少していました。

大池の縁のシダレザクラの木。
近くの巣で巣立ちしたササゴイの幼鳥が枝先で羽繕い中です。
親鳥の帰りを仲良く待っていました。

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(朝陽を浴びて羽繕いをするササゴイの兄弟)

ただ、一旦、親鳥が戻るやいなや皆ライバルに変身。
先を争って猛ダッシュ。
無理やり親鳥の嘴をこじ開けて自分の嘴を親鳥の口の中へ。
親鳥もたまらず一目散にその場を退散。
餌運びも命がけ??

こうした光景もあとわずかです。
あと4、5日で最後の巣のヒナも巣から出て枝移りです。
そして月末には公園を後にしていることでしょう。

今年は繁殖つがい数は減少したものの繁殖成績は良好でした。
この分だと今年は30羽の若鳥たちが旅立っていきそうです。

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     (池の縁で争うカワセミ)

ササゴイのヒナたちの下ではカワセミが争い中?
池の縁の石の上で、体を細くして嘴を上方に向けあっていました。
1羽は今年生まれの若鳥です。

彼らも生き残りをかけて必死です。
上手く定着できるでしょうか。
今後が楽しみです。

参加者6名 記録種数13種 記録個体数70羽
次回は8月18日午前6時からです。担当:BR平野


posted by ばーりさ at 14:40| みにクル報告(宇都宮)

2018年08月04日

8月4日中央公園調査報告

今日も真夏の太陽が照り付ける朝。
公園の鳥たちも夏枯れ状態。

小鳥類はシジュウカラ2羽とスズメ1羽。
7月中には大池の上空を多数飛び交っていたツバメ。
今朝は1羽も記録できません。
渡りに先駆けて郊外へ移動してしまったのでしょうか。

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(ここ10年間の8月上旬におけるハシブトガラスの個体数変動)

7月下旬から8月の公園はハシブトガラスが主役です。
たくさんのハシブトが早朝から飛来し、セミを捕らえる姿があちこちで見られます。
特に2013年や14年には60羽以上が記録されていました。
しかし、ここ数年減少傾向に。
今朝は調査前に39羽を記録しただけでした。

2013年ごろにはケヤキの枝葉にびっしり付いていたセミの抜け殻。
同じ場所を探しても今朝は4個が付いている葉を見つけるのがやっと。
とすると公園のセミが減ってきたのかもしれません。

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(ケヤキの葉についたアブラゼミの抜け殻)

ただそれでも場所によっては凄まじいセミ時雨。
シジュウカラの鳴き声もかき消されそうでした。

今は我慢の日々です。

今朝の参加者4名 記録種数15種 記録個体数128羽
次回は8月11日午前6時からです。担当:BR平野





posted by ばーりさ at 12:02| みにクル報告(宇都宮)

2018年07月21日

中央公園7月21日調査報告

今日も早朝からうだるような暑さ。
鳥たちの姿も疎らです。

いつもの年なら、ハシブトガラスの若鳥の群れで騒々しい時期。
しかし、今年は多少増加したもののそれほどでありません。
今朝は、上空通過を含めても17羽。昨年並みです。
一昨年の同時期には36羽なのでだいぶ少ないことが分かります。
どうも2013年や14年をピークに減少傾向にあるようです。

シジュウカラは2か所で鳴き声が確認され少なくとも3羽のみ。
しかし、過去の同時期の記録をみると例年とほぼ同じでした。
若鳥は群れで行動するため出会う機会が少ないのかもしれません。
あるいは、昆虫の多い郊外の林へ行っているのかも?

それでも大池では元気に飛び交うカワセミの姿。
人間をあまり警戒せず、お気に入りの岩と手すりを行き来していました。

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   (手すりにとまるカワセミの雄)

鳥はイマイチでしたが、昆虫たちが楽しませてくれました。
日本庭園では真っ赤なショウジョウトンボが3頭草の先で翅を休めていました。

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     (ショウジョウトンボの雄)


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     (アカボシゴマダラ)

エノキの近くでは地上で吸水するアカボシゴマダラ。
この外来種。あっという間に増えてしまいました。
在来種のゴマダラチョウは今ではほとんど見られなくなりました。
昆虫の世界の変化の速さに驚くばかりです。

ここしばらくは鳥が少ないことを記録する調査が続きそうです。
さて今夕は、近くの居酒屋で暑気払い。
どんな鳥の話題で盛り上がるでしょうか。
楽しみです。

参加者4名 記録種数11種 記録個体数128羽
次回は7月28日午前6時からです。担当:BR平野






posted by ばーりさ at 11:57| みにクル報告(宇都宮)

2018年07月14日

中央公園7月14日調査報告

今日の宇都宮は朝から真夏の太陽が照り付け、気温も上昇中。
調査時刻前からニイニイゼミの鳴き声がうっとうしさを増幅しています。
途中でミンミンゼミも鳴き始めました。

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    (ニイニイゼミの抜け殻)

一方、鳥たちは、夏痩せ?
特に小鳥類は、池の上空を舞うツバメの若鳥とシジュウカラのみ。
シジュウカラは個体数もわずかに3羽のみです。

初夏の頃、うるさく騒いで餌を探していたムクドリたち。
今朝は上空を数羽が通過するだけでした。

沈床池のカルガモのヒナたちは相変わらず活発に動き回っていました。
その愛らしい姿に、足を止めて携帯で撮影する散策者の姿も。

今年は4家族が記録されました。
しかし、今朝は最近生まれた11羽と2番目に記録された大きなヒナの2羽だけです。
いつのまにか、先に生まれたヒナたちの姿がありません。
捕食された?
それとも、最初に生まれた大きなヒナたちは池を離れているだけ?
例年と少し様子が違うようです。

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(動き疲れて休むカルガモのヒナたち)

ササゴイの営巣地の地上に卵の殻が落ちていました。
孵化したようです。
ここ数日、二腹目ややり直し繁殖のヒナが孵化しています。
3巣でヒナが孵化し、2巣はまだ抱卵中です。

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(緑のコケの上に落ちていたササゴイの卵殻)

例年、公園では、来週あたりからハシブトガラスが増加します。
ササゴイのヒナたちは無事巣立ってくれるでしょうか。
やきもきする日々がまだ続きそうです。

参加者6名 記録種15種 記録個体数88羽
次回は7月21日午前6時からです。担当:BR平野

posted by ばーりさ at 12:38| みにクル報告(宇都宮)

2018年06月30日

6月30日中央公園調査報告

関東地方は早梅雨が明けたとのこと。
日差しこそないものの朝から気温が高くテンションもイマイチ。
鳥たちも繁殖期終盤を迎え、やや静かです。

それでもカルガモのヒナたちの甲高い鳴き声が耳につきます。
声の主は孵化ご数日のヒナたち8羽。
新たに孵化したようです。
大きなヒナたちに交じって活発に動き回っていました。

公園内が静かなのはムクドリの家族群が少ないためかもしれません。
特に今年は数が少ないような気がします。
今日は6羽だけでした。

そこで、過去の5〜6月のムクドリの最多個体数をまとめてみました。
11年をピークに減少しているように見えます。
しかし、08年や09年も少ないため、減少しているかどうかは疑問が残ります。

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(5、6月のムクドリの最多個体数の13年間の変動)

しかし、公園の周辺も農地が急激に減って宅地に変わっています。
ともするとムクドリたちの生息数にも変化があるのかもしれません。
来春は、もう少し気をつけてカウントするようにします。

さて、今日で6月も終わりです。
18年度も早3か月がたちました。
そこで、ひと月ごとの記録種数を比較してみました。

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(2014年以降のひと月の記録種数の季節変動)

すると昨年の5月が少なかったものの、春先から夏にかけて同じ傾向がみてとれます。
都市公園の記録種数は、特に今の季節はほとんど変化がないことがわかりました。

例年、7月になるとハシブトガラスが増えてきます。
しかし、昨年からやや減少傾向にあるようです。
今年はさらに減るのでしょうか。
楽しみです。

参加者:4名 記録種数15種 記録個体数79羽
次回は7月7日午前6時からです。担当:BR平野






posted by ばーりさ at 12:16| みにクル報告(宇都宮)