2019年02月01日

エイジスとの合同調査を実施(佐藤)

1月31日にエイジスの社員4名とともに、鳴瀬川流域(鳴瀬大橋〜木間塚橋)のハクチョウ類のカウント調査を実施しました。

結果はオオハクチョウが124羽、コハクチョウが2768羽でした。

今回、印象的だったのは、エイジス社員さんのカウントの速さです。神山と私は、カウンターで1羽づつ数えていたのですが、エイジスさんは独自の機材を使って「ブロックカウント」という手法でカウントしています。こは「1,23・・」と数えるのでなく、「5、7、7」というふうに固まりで数を捉えて、入力していく手法です。2日間の研修は実施しましたが、ほとんど初めてといっていい鳥類のカウントで私たちよりも早くカウントしていて驚きました。

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民間企業×NPOによる鳥類調査はほとんど例のない活動だったため、エイジスと出会ってから今日に至るまで1年かかりました。
何度も打ち合わせを実施していく中で、鳥類のモニタリング調査の重要性を理解し、企業の社会貢献という形で始めていただいたエイジスには本当に感謝しています。また、企業の持つスキルとバードリサーチのスキルとの融合によって、新しい調査方法の確立などもできるのではないかという新たな野望も生まれました。

エイジスとは今後も鳥類調査を実施していく予定です。このようなNPOと企業の連携が鳥の世界でも広がっていけばいいなと思います。
posted by ばーりさ at 05:39| 活動報告

2019年01月31日

カラ類など増えていた佐渡調査地(植田)

雪の止み間を狙って,佐渡の2回目の調査に行ってきました。
例年ですとしっかり雪が積もっている調査地なのですが,今年は少な目です。10-20pくらいでしょうか。せっかく持ってきたスノーシューはただのお荷物。スパッツとアイゼンで調査地まで登ります。
ウサギ,テンそして,おそらくヤマドリと思われる足跡が点々とついています。

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少ないですが,雪が積もって島の北側から鳥が移動してきたのでしょうか。カラ類などは賑やかでした。
前回は少なかったヒガラやキクイタダキもそこここで記録されました。キクイタダキはめずらしく竹林で観察できました。何やってたんでしょう。ササの葉サラサラの音も入ってしまいましたが,けっこうきれいに録音もできました。


今回は島のやや西寄りの赤泊でカツ丼食べました。卵とじのカツ丼でした。

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なんとなく,島の西の方は,卵とじ(黄色のマーク)が多いような…。
新潟と言えばたれカツ丼なのですけど,島の西側に発着するフェリーの本土側の寺泊や直江津はたれカツ丼じゃなくて,卵とじだったりして,そういうのが影響していたら面白いな,と思いました。
今度調べてみたいです。




posted by ばーりさ at 10:13| 活動報告

2019年01月30日

成瀬川予備調査(佐藤)

昨日、下見した成瀬川流域のうち、鳴瀬大橋から木間塚橋の間を6地点程度でハクチョウ類のカウントをしました。
6:30に調査を開始段階では、まだほとんどのハクチョウ類が寝ていたため、コハクチョウとオオハクチョウを識別するのが容易ではありませんでした。
また、地点によっては1000羽以上もいて、カウントするだけでもけっこうな時間がかかってしまいました。

今日は合計、5000羽以上を観察しました。明日はいよいよ、株式会社エイジスと合同調査を実施します。
バードリサーチの鳥類調査のスキルと、エイジスのカウントスキルがどうコラボするのか、楽しみです。

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posted by ばーりさ at 22:16| 活動報告

2019年01月29日

宮城に調査に来ています(佐藤)

 1月31日に実施する民間企業との共同調査のため、今日から宮城県に来ています(調査に関しては過去のブログを参照)。

今日は下見で成瀬川やその流域を見てきました。成瀬川は日本有数のオオハクチョウやコハクチョウの越冬地です。

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夜明けから1、2時間で、ほとんどのハクチョウは採餌にでかけてしまうので、効率よく、回って調査する必要があります。

今日は午後から回ったので、ハクチョウ類はあまり見る事ができませんでしたが、観察ポイントはある程度把握しました。
今日、見た限りでもオオハクチョウとコハクチョウが両方いる群れが多かったので、明日の調査では識別できるかやや不安です。

また、成瀬川ではないのですが、ハクチョウ類が来る場所でオナガガモの大群を見ました。
水面を覆っていて、ちょっと数えられる気がしません(写真)。
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オナガガモは大群で見た事は何度かありますが、ここまでの密度でいるのは初めてです。
ニュースレターではオナガガモの分布の変化について何度か紹介していますが(1,2)、
このくらいの大きな群れが給餌の中止などの影響で分布を変えるとなると、全国的にも大きく分布が変化するのも納得しました。

明日は早朝から成瀬川のハクチョウ類のカウントをしてきます。
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posted by ばーりさ at 22:36| 活動報告

2019年01月22日

株式会社エイジスにカモ調査の研修を行いました(佐藤)

 バードリサーチでは鳥類の調査員を増やすために株式会社エイジスとの連携を始めています。今回は調査の研修を実施しました。

 鳥類のモニタリングによる環境調査は、主に個人のボランティアによる調査によって行われていますが、調査員確保はどの調査でも課題にあがっています。そこで、これまでほとんどおこなわれてこなかった、NPOと企業の社会貢献活動によって、鳥類のモニタリングによる環境調査の実現を目指しています。

 エイジスは、国内棚卸ビジネスを展開している、いわば「カウントのプロ集団」です。エイジスのカウントのノウハウと,バードリサーチの鳥類調査のノウハウを合わせることで、「鳥類調査の調査員不足」の解消を目指しています。


 今回の研修会は、まずエイジスの本社で座学を実施しました。カモ類や鳥の生態や双眼鏡の使い方などをレクチャーしました。


 続いて、本社近くに流れる花見川河口でカモ類のカウント練習を実施しました。

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 腰につけている機器は棚卸の際にカウントするときに使用してるもので、今回もこの機器を使って鳥をカウントしてみました。バードリサーチの神山、佐藤と、エイジスの社員でそれぞれカウントしましたが、初めてのカウントとは思えないくらい、皆さん数がほぼ一致していました。

続いて、白鳥の郷に行って、ハクチョウ類のカウントの練習をしました。この日は600羽近くがいましたが、こちらも早さ、精度共にバードリサーチのスタッフとほとんど変わりありませんでした。

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研修をしてみて、これまで考えていた以上に新しい可能性を感じました。企業とNPOのそれぞれのノウハウがうまくマッチすれば、今までの課題を解決できるはずです。

次は1月31日に宮城県の鳴瀬川でバードリサーチと共同で、ガンカモ類の調査を実施します。
調査の詳細は、株式会社エイジスニュースリリースでご覧いただけます。


posted by ばーりさ at 16:51| 活動報告