2018年06月30日

バングラディッシュからヘラシギの専門家が来日されました(守屋)

IMG_0773.jpg谷津干潟のアオサは今年は少ないそうです。

 6/30に東アジア・オーストラリア地域フライウェイパートナーシップ(EAAFP)のヘラシギ特別部会事務局次長のサヤム・チョウドリーさんが来日され、ラムサール・ネットワーク日本の柏木さんと私の3人で谷津干潟観察センターにおいて講演会を行いました。
「私たちのフライウェイのヘラシギとシギ・チドリ類の現状と日本からできる協力」という意欲的なタイトルで、ヘラシギ中心にシギ・チドリ類の保全の重要性について話し合いました。

柏木さんが日本のシギ・チドリ類調査の歴史やハマシギ・ヘラシギの置かれてる現状について、私が日本のシギ・チドリ類の状況について話した後、サヤムさんからヘラシギの越冬地であるバングラディッシュの状況や驚異となっていた密猟対策や国際的な保護事業の様子を話してもらいました。
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ヒマラヤから雪解けとともに大量の土砂が河口に流れ毎年新しい島ができるそうで、そこがシギたちの良い生息地になっているそうです。また密猟で生計を立てていた人の経済支援を行い違法行為をやめさせたそうです。環境問題って人の問題でもありますね。
ヘラシギへのもっと大きな脅威はハビタットロス(生息環境の消失)とおっしゃっていました。
また、日本でできるヘラシギへの貢献としては、日本でのモニタリング、バングラディッシュの調査に参加、資金援助を挙げられていました。冬季にヘラシギの越冬地でワークショップ(エコツアー)が行われるそうで連絡すれば参加可能とのことです。

いろいろとお話が聞けてよかったです。
広報が急だったため、人数はちょっと寂しかったのが残念でした…。

だが、しかし!

サヤムさんとの講演は、ラムサール条約登録湿地肥前鹿島干潟を擁する佐賀県鹿島市で7/8(日)にも行われます。ぜひともお近くの方はご参加を検討いただけると幸いです。

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posted by ばーりさ at 22:49| 活動報告

里地のモニタリング講習会へ

今日は自然保護協会のお手伝いで,里地のモニタリングの鳥の調査の講習をしてきました。

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梅雨明けをした関東,暑くてしんどかったですが,愛媛から数人の大学生がわざわざ研修に来てくれていました。卒業後も調査に参加し続けてくれると良いのですが。

終了後には夏バテにならないように栄養補給もちゃんとしました。
味は良かったのですが,店の人が今一。注文は忘れるわ,代金は違うわ。ちゃんとしようよ。

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posted by ばーりさ at 19:39| 活動報告

2018年06月29日

愛知-石川のオオタカモニタリング調査地へ

昨年度から始まった環境省のオオタカモニタリングの調査地へ状況伺いにまわってきました。

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梅雨時のムッとした空気の中調査地を案内していただきつつ,巣立ち状況の調査をしてきました。
愛知はそこそこ,石川はあまりよくない感じでした。今年だけだといいのですが。

ブログにカツ丼アップしておくと,いいことありますね。「植田さんが来たんだから…」とカツ丼のお店を調べてくれていて,そこに連れて行ってもらいました。

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醤油カツ丼というもので,これから新名物にしようとしているところだそうです。肉を丸めたようなカツで,最後にお茶漬けにして食べるというもので,なかなか美味しく食べれました。
ただ,お茶漬け用のわさびがけっこうな量,盛ってあって,「これだけおいてあるなら全部入れるんだろう」とすべて入れてしまったら,あぶなく噴き出すほどわさびが強烈でした。



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posted by ばーりさ at 14:33| 活動報告

2018年06月19日

クロツグミ天国 繁殖分布調査群馬遠征二回目

先週雨で終えられずに引き返してきた群馬の調査。週末に再チャレンジしてきました。無事2か所調査完了しました。

前回と比べて標高の低い場所が調査地でしたが,そのせいかクロツグミが多くてクロツグミ天国でした。


さらに標高の高い場所では少なかったメジロやヤマガラもたくさん記録できました。

まず1か所目は新ルートです。旧ルートは八ッ場ダムで水没するエリアで工事中で立ち入り不可になってしまっています。ダムのやや下流の場所に設定しましたが,アカショウビンなど聞かれました。ダムができると下流側はどうなってしまうのでしょうか?

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もともとは,渓流を見渡す展望台だったのだと思いますが,工事現場の展望台になってしまってます。

2か所目は嬬恋村。嬬恋だけに前半はキャベツ畑,後半は森林のコースです。前回はノジコやコルリが記録されていたのですが,今回は記録できませんでした。ノジコはよくわかりませんが,コルリはここでもシカの影響のようです。

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林床は藪がなく,あまり適した森でなくなってます。ウグイスも畑地帯で記録され,森ではほとんど記録できませんでした。そんな林床ではクロツグミが採食しているのが見られたので,クロツグミの多さにも関係しているのかもしれないですね。
秩父では急傾斜なので,藪がなくなると落ち葉などが流出してしまっているのですが,ここは噴火の堆積の影響なのかなだらかな山なので,落ち葉もとどまって,ミミズなども多いのかも。

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今回のカツ丼は今年一番かも。
衣はあまり好みな感じではなかったですが,肉がいい。厚い,柔らか,ジューシー。三拍子そろってます。

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posted by ばーりさ at 08:26| 活動報告

2018年06月15日

群馬の繁殖分布調査へ

調査責任者が決まらない群馬北部の調査地を調査してきました

最初は東大のK地くんにも参加してもらって嬬恋村と草津を調査。

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里近くの森なのにコルリがいたり,逆にメジロやヤマガラが少なかったりと普段ぼくが調査しているところよりも寒いところを調査している実感がわきます。

ダムがすごい色ですが,酸性の草津温泉が流れ込んでいて,それを中和するために大量の石灰を入れているためだそうです。川にも水鳥はセキレイ程度しか見なかったのはこういう温泉による水質が影響しているのだろうか?

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そして一人になって野反湖。ササ籔が豊富なだけにウグイスが多いです。100羽も記録されました。

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久々にメボソムシクイも聞きちょっと満足。


どこの調査地も前回の調査結果と比べると,ホオアカなど草地の鳥が見られなくなったり減ってしまっていたりしている印象でした。全国的にも草地の鳥が減っていて,これらの調査地もそんな感じ。

この地域,卵とじのカツ丼がメインのようなのですが,ここのお店はたれカツ丼でした。

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posted by ばーりさ at 16:46| 活動報告