2019年05月23日

宮崎→奈良 モニ1000調査行脚

宮崎の椎葉,奈良の三之公と1回目の調査でまわってきました。

宮崎の椎葉はこんな感じ。5年前も林床のササがシカの影響でなくなってきていましたが,さらにそれが進んでいました。

P5220178.jpg

ただ,おそらくシカが忌避するような常緑樹の稚樹がでてきていて,それが群落になっているようなところでは,ソウシチョウが拠っていました。

P5220185.jpg

その結果ウグイスは全くいなくなっていましたが,ソウシチョウは減少した後,現状維持という感じでしょうか。

ソウシチョウの声 

そして前回もそうでしたが,ミソサザイがそこここで見られました。地面が出て,岩が出て,ミソサザイの生息地になったようです。沢音がしないだけにいい音が録れます。


はじめての九州新幹線。そして三之公です。
到着は夜。シカがウロウロしています。光も何もないところだけに久々に見るすごい星空。カツ丼カメラじゃ役不足で,こんな時はいいカメラがほしいですね。

こちらもシカの影響か,いそうなウグイスはなし。モニ1000のコアサイトは奥山の大径木林という特殊環境で,その偏りはありますが,シカの影響どこでも,ですね。


両調査地でもちろん食べて来ました。
熊本人吉のカツ丼は思ったより甘くありませんでした。奈良橿原のカツ丼はちょっと変わった中華カツ丼。もうちょっと濃味が良かった。
uchidaya.jpg chuka.jpg
posted by ばーりさ at 21:35| 活動報告

2019年05月20日

佐賀市シギチフェスのサイドイベントを開催しました(守屋)

5月18〜19日に佐賀市で行われたシギチフェスでサイドイベントとしてバードリサーチ主催のトークイベントを土曜日に行いました。日本野鳥の会佐賀支部の中村さんからは有明海の豊かな自然とヘラシギの物語、鳥類標識調査員の澤さんからシギチの標識調査とフラッグ観察のススメ、環境省野生生物課の市川さんからは国際間の渡り鳥保護の枠組み、それと私がシギ・チドリや湿地の現状などについてお話しさせてもらいました。約50名の参加があり内容も好評でした。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
C568F125-0AC9-406F-89BE-6E41E080E1DD.jpeg

そして日曜日にはラムサール条約登録湿地東よか干潟で、ヘラシギが観察されました!しかも繁殖羽!最も絶滅が心配される世界的希少種。日本では幼鳥の観察が比較的多いのですが、成鳥夏羽はかなり稀です。(写真がイマイチで申し訳ありません。笑)
8F258F07-4CB4-4A44-ACA4-7E5D75AC15F4.jpeg
トウネンやハマシギなど数千羽のシギの群飛もなかなか他では見ることが出来ないので、こちらも必見です。
B553B00D-07D9-47C4-90A6-93103C78A8EC.jpeg

ブースもあって野鳥の会のブースでカササギの巣を見ました。ドーム状なんですね。
8574BB46-49EA-4DA4-AA9F-DC8713E0EB1E.jpeg
シギチフェスは佐賀市として恒例行事にしていきたいとのことですので、ぜひ今後とも関わっていきたいと思ってます。

佐賀の美味しいお酒も飲めて言うことなしでした(個人的感想)。

posted by ばーりさ at 04:52| 活動報告

2019年05月18日

夏鳥はまだ少なかった佐渡1回目調査

もうすっかり初夏の陽気ですが,ここはまだまだ春浅い感じ。地面は雪から顔を出したばかり,のっぺりとした林床です。春植物も咲いてます。

katakuri.jpg

今年も佐渡にやってきました。まずは無事調査できるよう,この森の王様にご挨拶。そして,去年は林道が崩れて挨拶できなかったこちらの巨木にも。

大王杉.jpg 柏.jpg

翌朝は佐渡の北側の大佐渡の調査。標高1000mのここは,まだ時期が早いのか,クロジもコルリもいるけどさえずっていない感じ。それでもしっかりさえずってくれる個体もいます。
クロジのさえずり,ぼくの一番好きな声の一つです。きれいな音と,のんびりした感じのバランスがいいと思いません?


ほかにも鳴いている鳥がいますが何でしょうか? 答えは最後に

翌日は南側の小佐渡です。調査地の農家さんたちの高齢化のためと思いますが,道の手入れがされなくなってしまっていて,定点AとDに行く道を整備しなくてはなりません。今年も2時間かけてブッシュナイフを振り回して草刈り。以前は2年に1度でやっていたのですが,ここ数年は毎年しないと道が消えそうです。

P5180173.jpg

こちらは標高低いだけに。もう初夏。シジュウカラやエナガは巣立ちビナがいましたし,アカゲラも大きめのヒナがいるような声が巣穴からしていました。録音したかったのですが,巣穴に近づいたら親鳥が警戒して飛んできたので撤退。でもアカショウビンはまだ来ていないのかな? 聞くことができませんでした。

最後,せっかく佐渡なので,録音してきました。
何の声だかわかります?


トキです。あんま頭良さそうじゃない声ですね(失礼な!)

iwamatsu.jpg

新潟はたれカツ丼。これ食べると新潟に来たなって思いますね。これだけくると,だんだん新たな店が枯渇してくるのですが,佐渡に2軒まだ行っていない店を見つけたので,次回は安心です。次は6月上旬に行く予定です。

鳴き声クイズの答え クロジ以外の近い奴はコルリ。そして遠くでヒガラキビタキも鳴いています。

posted by ばーりさ at 20:09| 活動報告

2019年05月15日

今年はヤマガラの繁殖失敗が多い? 秩父演習林モニ1000調査1回目

同じ過ちを繰り返さない男。そうありたいものです。先日の秩父では,出張したにもかかわらずカツ丼を食べ損ねるという失態を演じてしまいました。同じ轍を踏んではいけません。そのためには先手必勝。調査に入る前に,まずすべきことを行ないました。

kinoko.jpg
タレカツ風のわらじカツ丼。やや甘めながらも美味でした。


これで,心置きなく調査ができます。
4時前のまだ暗いうちに調査地に入ります。


コノハズク,ジュウイチそしてトラツグミの声がします。淹れてポットに入れてきたコーヒーを飲みながら,日中の鳥たちが鳴きはじめるのを待ちます。マミジロ,アカハラ,オオルリ,ヒガラ…。さぁ調査開始です。

センサスの方はいつもと同じメンバーが記録できた感じですが,その後チェックした巣箱調査は例年と違いがありそうでした。7巣がヤマガラに使われていたのですが,3巣はすでに繁殖に失敗してしまっているようでした。卵の状態で放棄されたようです。今年は暖かい春でしたが,4月になってから一転して急に雪が降るなど寒い時期が来ました。それで,それで放棄してしまったのかもしれません。
そうした気温変動と失敗の関係なども調べていきたいと思います。

明日からは次の調査地,佐渡に行ってきます!

posted by ばーりさ at 16:25| 活動報告

2019年05月13日

モニ1000調査もスタート 大山沢1回目 ハリオアマツバメを楽しむ

今日は秩父大山沢に行ってました。
本当は明日のつもりだったのですが,天気悪そうなので今日にしました。
以前はお天気運最強だったのですが,加齢とともにその運も弱ってきたようです。

大山沢は名前でもわかる通り,沢沿いなので,こんな鳥たちの声が響いてました。


比較的普通種なので,何かわかりますよね。
正解はミソサザイとエゾムシクイ。沢と言ったらこれにプラスしてオオルリとマミジロでしょうか。
マミジロは鳴き声は遠かったので,録れなかったのですが,さえずりだけでなく地鳴きも聞きました。地鳴きははじめてじっくり聞きましたが,ツグミ類の中では一番高いんじゃないかという高音でした。雄雌で一緒にいたので,もしかすると普通の地鳴きじゃなく,求愛の意味のあるものかもしれませんが…。

調査の方では,久々にソウシチョウを見ました。
以下の写真でもわかるように,大山沢はシカの影響で下層植生がすっかりなくなってしまっています。

P5130128.jpg

バイケイソウなどのシカが食べない草本があるだけです。それで,ソウシチョウまでもいなくなってしまったのですが,斜面の上の方に,これまたシカが食べないアセビの群落(双眼鏡で見る限りたぶんそう)ができ始めていて,そこからソウシチョウの声がしていました。今後どうなるのか,注目したいと思います。

林内をハリオアマツバメ3羽が飛びまわっていたのも今日のトピックです。さすがに林内を飛ばれると,羽音がすごいですね。ここで見られたのはまだ3回目なので,渡り通過なのだと思いますが,巨木と洞は揃っているので,もしや繁殖するのでは,と期待してしまいます。


最後に失態の報告。帰りがけに食べるつもりだったカツ丼。ここなら食べれると思っていた2軒がいずれも閉まっていて,食べ損ねました。一度戻ってきましたが,明日も秩父に行く予定なので,取り返します。


posted by ばーりさ at 16:08| 活動報告