2019年06月23日

ハシボソガラスが消えていた

今年はずいぶんと繁殖分布調査の調査地をまわりましたが,今回がこの繁殖期,最後の調査です。
山梨南部市と静岡富士宮市の2か所のコースをまわってきました。

静岡の調査地は前回ハシボソガラスが37羽も記録されたハシボソ天下の調査地でしたが,今回は記録なし。
環境変化としては,以前は水田があったのが,ほとんどなくなり,それが畑や荒れ地になっていました。風景的にはハシボソガラスがいても良さそうな感じだったのですが,ハシブトガラスのみ。水田ってそんなにハシボソの生息に効くんだろうか?

毎日のように全国からたくさんのデータが寄せられています。今回の経験をその集計に活かしたいと思います。

富士宮に行ったので,今回はカツ丼だけでなく,富士宮焼きそばも食べてきました。ぼくはカツ丼のイメージがあると思いますが,年間消費量でいえば,たぶん,焼きそばや餃子がカツ丼と負けないほど食べているんですよね。

murata.jpgyakisoba.jpg

カツ丼は肉にコクがあってよかったですし(グリーンピースが邪魔でしたが:捨てるわけにいかないので,噛まずに飲み込みました),富士宮焼きそばは麺がいいですね。調査のとりに相応しい食事でした。

posted by ばーりさ at 16:43| 活動報告

2019年06月19日

カルガモのヒナは無事に育つか全滅するかの二極化している?

ヒナの無事な成長を願いながら親子を見守るカルガモ・サバイバル調査。間延びした観察期間のため、果たしてどのくらいの方が観察してくださっているか心配なのですが・・・、ここまでの中間報告をいたします。

カルガモのヒナは8月まで見られますので、引き続き、調査へのご協力をよろしくお願いします。

大池カルガモ家族190616.jpg
栃木県立中央公園(平野敏明)

この調査は生まれて間もないヒナを見つけた日に数をかぞえ、それから4週間ほどのあいだ時々ヒナの数の調査をするという方法で行っています。カルガモの産卵数は10〜14個とされているので、初認時点でそれより少ない場合はどう評価するかという問題はあるのですが、卵が捕食されることもありますし、今回は初認したヒナが生まれたときの数と考えることにしました。

まだ観察数が少ないのですが、集まった11事例を見る限りでは、カルガモのヒナは全滅かそれに近いくらいまで減ってしまうケースと、ほとんどが無事に育つケースとがあり、その中間で半分くらい無事ということにはなっていないようです。カラスなどの捕食者に狙われると、くり返し襲われ続けるためかもしれません。

カルガモ生存グラフ.png
カルガモの親が連れていたヒナ数と初認からの経過日数。

続いて、もうひとつのテーマであるオスの付き添い状況です。カモ類のオスは子育てに参加しないと考えられているのですが、東村山(東京)の1家族、多摩中央公園(東京)の1家族、栃木県立中央公園(栃木)の1家族、協同の杜(山形)の2家族で、ヒナの近くにオスのカルガモがいるのが観察されました。頻繁に観察されていた協同の杜では、一家族は孵化のころまでオスが一緒で、もう一家族はヒナ孵化する前から最後の1羽に減ってしまうまでの16日間、オスが一緒にいるところが見られたそうです。

このような付き添いオスがヒナの親かどうかが気になりますが、目印の付いていない個体の観察なので、今回はそこまでは分かりません。でも、夫婦そろって子育てしていると思いたいですね(笑)

山形ペアとヒナ.jpg
協同の杜 メス親とヒナのそばにいるオス(後藤金義)

多摩センター中ヒナとオス.jpg
多摩中央公園 メス親とヒナのそばにいるオス(神山和夫)
奥にいるのは50日齢くらいの10兄弟。

posted by ばーりさ at 11:50| 活動報告

2019年06月14日

バードリサーチ・バードソン 6/14集計

6月1日にスタートしたバードリサーチ・バードソンも6月16日が最終日。いよいよ最後の週末を迎えます。6月1〜16日の観察記録は、17日(月)までに入力してください。せっかく観察した野鳥の入力を、お忘れなく!

6月14日 11:30時点の集計です。

参加者数 144名
全員の観察回数合計 1037回
観察地点数 802地点
観察種数 245種

最新の種数と順位はこちらをご覧下さい。トップランナーの方は100種を超えました。

参加者の皆さんが観察した地点の20kmメッシュです。濃い色ほどたくさんの観察がされています。

バードソン観察メッシュ20190614.png
posted by ばーりさ at 12:19| 活動報告

2019年06月12日

分布拡大の夏鳥,場所により異なる開けた場所の鳥 東北行脚5日目(植田)

土曜日からの東北行脚も今日で5日目,4か所の調査を終えました。
前回の調査と比べると,夏鳥の分布拡大と開けた場所の鳥の変化の場所による違いが目につきます。

今回新たに記録された夏鳥として目立つのは,1つはこれ

サンコウチョウです。キビタキも顕著です。
そしてもう1つはこれ。

ヨタカですが,これは調査開始時刻も記録の有無に大きく効くので,もしかするとそのバイアスもあるかもしれません。

ホオジロなどの開けたところの鳥は伐開地などに依存しているところは,伐採が減って記録されなくなってしまっているところもありました。反面,雪崩地形などに依存しているところは,それほど変わっていませんでした。農耕放棄の影響も出ていて,今後もどんどん変わっていきそうです。

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雪崩地形にある低木林

今日は調査開始後はじめて晴れました。なんとなく湿ってきた寝袋や車内を乾かしてから次の調査地に向かおうと思います。温泉近くの調査地なので,温泉も楽しみです。

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posted by ばーりさ at 09:03| 活動報告

2019年06月09日

バードリサーチ・バードソン 観察地点の分布は?

6月1日に始まったバードソンは2回目の週末に差し掛かっています。上位グループは追いつ追われつ順位が入れ替わっていて、現在トップは78種です。
種数と順位はこちらをご覧下さい。https://db3.bird-research.jp/birdathon/ranking.html

6月9日午前9時ごろのデータで集計してみました。

参加者数 109名。
全員の観察回数合計 672回。
観察地点数 518カ所。繁殖分布調査で使っている20kmメッシュにマッピングしました。観察地点が多いメッシュの色が濃くなっています。関東から関西にかけての地域と北海道に観察地点がたくさんあります。

20190609観察地点メッシュ.JPG


観察頻度の高い種トップ10
種名観察回数
ヒヨドリ312
ハシブトガラス295
スズメ293
シジュウカラ277
キジバト232
ムクドリ229
ツバメ221
ウグイス208
ハシボソガラス203
カワラヒワ191

バードリサーチ・バードソンは、インターネットで参加できます。詳しくはWebサイトをご覧下さい。

posted by ばーりさ at 18:07| 活動報告