2019年06月01日

モニ1000行脚(椎葉→大山沢→秩父)2回目調査(植田)

モニ1000の2回目の調査に行ってきました。
まずは宮崎の椎葉。宿舎の横の川では,毎回アカショウビンが迎えてくれます。


調査地の結果は,前回の結果と同じで,ウグイスやソウシチョウが減少していました。
スズタケがほとんどなくなってしまった影響と思います。
そしてそれに托卵するホトトギスは記録できず,ツツドリも記録できませんでした。センダイムシクイが前回までは少ないながら記録されていて,今回記録されなくなった影響かも知れません。意外とソウシチョウに托卵していたんだったりして…。

反面,スズタケがなくなって地面が露出した影響か,ミソサザイが増えてました。
そして,これは全国鳥類繁殖分布調査の結果とも一致するのでより広域な影響だと思いますが,アオバトやアオゲラ,キビタキなども増えていました。

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続いて,秩父の2か所の調査地にも行ってきました。
大山沢では,マミジロの良い声が聞かれました。


秩父演習林ではヤマガラ用の巣箱が設置しています。これまでは,どの巣箱もだいたい時期が揃って繁殖し,それが積算気温と高い相関があったのですが,今年はだいぶ違いました。
もう巣立った巣があった反面,まだ抱卵中の巣まであります。春先に雪が降ったり,急に寒くなったのが影響しているのでしょうか? モニタリングを続けたいと思います。

今回はこんなカツ丼たちとも会いました。今日はこれから,三之公の調査に向かいます。
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posted by ばーりさ at 10:35| 活動報告

2019年05月28日

バードバスウォッチ途中経過報告

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5月も残すところあと少しとなりました。東京では大雨が降ったり真夏日になったりしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?


さて、今月から開始したプロジェクトであるバードバスウォッチについて、途中経過をご報告したいと思います。529日現在の時点で、既に24名の方から家の周辺に来る鳥やバードバスに来る鳥について情報を頂きました!お忙しい中、貴重な情報を提供頂きありがとうございます。家の周りでは78種、バードバスでは38種報告されています。家の周りで記録された種とバードバスで記録された種の上位5位は以下の表のとおりです。


「家の周り」で記録された上位5種(2019529現在)

種名

記録数

キジバト

19

ヒヨドリ

18

ウグイス

18

メジロ

17

カワラヒワ

16


「バードバス」で記録された上位5種(2019529日現在)

種名

記録数

メジロ

19

ヒヨドリ

18

シジュウカラ

18

キジバト

16

スズメ

16


キジバト、ヒヨドリ、メジロは家の周りでもバードバスにもよく来ているみたいです。その他にも、現在は5位以内に入っていませんが、ジョウビタキ、ヤマガラもバードバスでは多く記録されています。季節によってはほぼ毎日バードバスに来ているという報告も少なくありません。季節によってはジョウビタキとヤマガラは上位5種よりバードバスを利用しているかのかもしれないです。


家の周りで記録され、バードバスでは記録されていない種は45種いました。ツバメやコゲラ等家の周りでは比較的多く記録されている種もいました。また、ドバトはバードバスに来ていないようです。同じハト科であるキジバトとは対称的な結果となっており、興味深く感じております。その他にもハシブトガラスやハクセキレイも家の周りでは多く記録されますが、バードバスではあまり記録されていません。一方、家の周りでは記録されず、バードバスで記録された種は5種いました。


引き続き家の周りに来る鳥やバードバスに来る鳥の情報もまだまだ募集しております。今後も分析を続けて参りますので、是非ご協力お願いします!

http://www.bird-research.jp/1_katsudo/Birdbath/data/Bird-Bath.html

posted by ばーりさ at 18:53| 活動報告

2019年05月27日

みんなで調べよう! あいちの生物多様性(愛知県)

愛知県の生物多様性モニタリングハンドブックに協力しました。

この本は,調査員用のハンディー図鑑ですが,鳥の識別に鳴き声は欠かせません。
鳴き声図鑑の提供で,それにお手伝いしました。

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posted by ばーりさ at 15:25| 活動報告

カルガモ・サバイバル調査 親子のそばにいるオスは誰?

カルガモ・サバイバル調査で近所の池3カ所を見回っています。いずれも公園の池で、そのうち1カ所にカルガモ親子が2家族います。他の二カ所は、一ヶ月くらいカップル状態なのに繁殖しないペアの池と、ペアだったのがオスだけになったので抱卵中かと期待している池、です。

こちらの写真は5月25日の多摩中央公園(東京都多摩市)の池。ふ化後数日と思われますが、5羽とは少ない。ハシブト・ハシボソガラスが周囲に多いので、もう食べられちゃったかな。小学生の男の子たちが投げたパンに食いついています。
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同じ池で5週齢まで育った10羽のヒナ。孵化したときは11羽だったと、朝5時台から餌をあげていたおじいさんに教えてもらいました。早朝から人がいるので、カラスが近づけないのかもしれません。
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しかしカラスは健在。ヒナだけでなく、卵もさらいます。ご満悦なハシボソガラス。
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次は調査参加者から届いた写真です。5月26日、東京の埼玉県寄りにある東村山駅前の池。ヒナは四週齢くらいで、当初の8羽から5羽に減ったそうです。餌台でキャベツやトウモロコシを食べている母子のそばにオスがいます。メスはオスを追い払う様子はなく、オスは首を上下させて求愛していたそうです。ペアのオスなのか、よそのオスが言い寄っているのか分かりませんが、ペアのオスだったら他のオスが近づくと攻撃するかもしれません。何か印を付けて継続観察できたらいいのですが・・・。カルガモ・サバイバル調査では、親子と一緒にオスがいるかどうかのアンケートもしています。
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さて、こういう場所のカルガモは餌をもらっていることが多いようですが、都市部のカルガモのヒナは給餌のせいで生存率が高くなっているかもしれませんね。しかし一方で、都市部では子育てに適した池や水田がなくなってコンクリで固められた池しかないので、繁殖場所が足りなくて、全体としては数は増えないのかもしれません。

posted by ばーりさ at 15:17| 活動報告

2019年05月25日

群馬の繁殖分布調査地へ(植田)

今日は,1日時間が空いて,天気が良いので,夜行日帰りで,全国鳥類繁殖分布調査の調査責任者が決まっていない群馬の調査コースを調査してきました。

やはりいい天気です。森もキラキラしています。

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キビタキが多いです。前回の記録をみるとなんと,記録がないんです。驚きです。全国的に増えているので,その流れですかね。

前回の優占種は何かというと,ウグイスです。そのウグイスは今回は数羽程度。
林床はこんな感じ。

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これだとウグイスはいなくなってしまいますね。そこここでシカを見ましたので,その摂食圧だと思います。真ん中の木は樹皮まで食われていますが,そんな木もけっこうありました。

後変化があったのはノジコの減少,キツツキ類やカラ類の増加,そしてサンショウクイが記録されたことでした。
別荘地の売地看板があって,それが森の中に沈んでしまっていました。別荘開発後に売れずに樹林化が進んでいるようで,そうした森林化がこうした変化につながっているんじゃないかと思いました。

今回の目的の1つがタルタルカツ丼を食べることでした。

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行ってきました。ソース系なのかと思ったら醤油系なんですね。煮込んだネギがカツの下に入っているのですが,ぬるかったのが微妙な感じでした。ここをしっかり温めてくれたら美味しかったのに。




posted by ばーりさ at 16:30| 活動報告