日差しはもう初夏。
今朝は、ついにカッコウが長閑な鳴き声を聞かせてくれました。
宇都宮での初認です。
ただ、キビタキやセンダイムシクイの姿はありません。
そのため、全体的に皆さんのテンションは低め?
しかし、そんな気だるさを一変させてくれたのはシジュウカラでした。
今日は2か所で巣立ち直後のヒナ連れと遭遇。
巣造りから観察していたつがいは高木を移動中。
そのため姿が良く見えません。
それでも少なくとも5羽のヒナが確認できました。
先週はまだ巣内ビナでしたので、巣立ち後6日以内のはずです。
(親鳥の帰りを待つシジュウカラの巣立ちビナ)
一方、コース終盤のつがいは7羽のヒナ連れ。
こちらも尾がまだ短いことから巣立ち後4、5日でしょうか。
こちらは低木に移動してくれました。
お蔭で愛らしい巣立ちビナの仕草を間近でみられました。
親鳥たちは数分に1回程度虫を運んでいました。
餌はほとんどが蛾の幼虫のようです。
ヒナたちはひとしきり虫をもらうと羽繕いタイム。
羽が伸びて痒いのでしょうか。
暖かな日差しに気持ちよさそうです。
今春はシジュウカラの縄張り分布も地図に落としてみました。
周りからやってきているつがいも含めて8つがいでした。
10年前にはこの時期1、2羽が記録されるだけでした。
今朝はヒナを除いても12羽の成鳥が記録できました。
(2014年4月から5月のシジュウカラの大まかな縄張り分布)
こうしたシジュウカラの増加は宇都宮市全体の傾向のようです。
今後さらに増加するのでしょうか。
もう飽和状態なのでしょうか。
今後の観察テーマの一つに加えることになりました。
参加者8名 記録種18種 記録個体数115羽(ヒナ含む)
次回は5月24日午前6時30分からです。担当:平野
(親鳥の
2014年05月17日
中央公園5月17日調査報告
posted by ばーりさ at 12:13| みにクル報告(宇都宮)