昨日の春の嵐から打って変わって穏やかな青空。
しかし、寒気は居座っているようです。
ジャケットだけでは寒くて震えるほどです。
集合場所ではカワラヒワの雄がさかんに高木の天辺で囀っていました。
ただ、気温が低いせいか鳥たちも少な目です。
ハシブトガラスは新たにドイツトウヒに造巣中。
巣の中に2羽で入って、恐竜のような声を出していました。
日本庭園のウメも満開でした。
しかし、花の蜜を吸いにくるヒヨドリもメジロも見られません。
ヒヨドリはツバキの花の蜜が好きなのでしょうか。
それとも朝はツバキの方が蜜が多いのでしょうか。
さかんにツバキの花に嘴を差し込んでいました。
(ツバキの花の蜜を吸うヒヨドリ)
さて、次回の調査で今年度も終わりです。
今冬は、やはり鳥たちが少ない年でした。
そこで、最近の4年間のひと月あたりの記録種数を比較してみました。
図から、今冬は1月、2月が著しく少ないことがわかります。
3月も来週の調査を加えても4年間で最低になりそうです。
(最近の4年間のひと月あたりの種数の比較 赤が2013年度)
一方、改めて昨年の冬は記録種数がずば抜けて多いことがわかります。
年による生息状況の著しい変動。
面白いです。
今朝もアセビの茂みでジョウビタキの雄がぐぜっていました。
夏羽の美しい個体。
もうすぐお別れです。
来週にはシダレザクラの蕾も一気に膨らむことでしょう。
待ちに待ったサクラの季節もあとわずかです。
参加者5名 記録種数20種 記録個体数149羽
次回は3月29日午前7時からです。担当:平野
2014年03月22日
中央公園3月22日調査報告
posted by ばーりさ at 11:07| みにクル報告(宇都宮)