このところの降雪で1日以来の調査です。
大雪から1週間経つのにまだ雪が残っています。
それでも鳥たちは春の近いことを感じているのでしょう。
早くも繁殖の準備でにぎやかになってきました。
集合場所付近にエナガのつがい。
1羽が一昨年営巣したドイツトウヒの葉陰に入っていきました。
ほどなく葉の中で早口のリズミカルな囀り声が聞こえてきました。
初めて聞く声です。
するともう1羽も同じ場所へ入っていきました。
2羽で一旦外にでて再び同じ行動を繰り返しました。
営巣場所を選定する行動なのでしょうか。
さらに、反対側の日本庭園でもエナガのつがい。
こちらは白い塊をくわえてシイの枝先に入っていきました。
もう巣造りが始まっていました。
17日の代替調査でも博物館側で巣材運びをするつがいがいました。
とすると、今春も3つがいが営巣するのかもしれません。
さて、今日の目玉は何と言ってもイカルです。
17日に3羽のイカルを記録しました。
Tさんによると昨日は8羽いたとのこと。
期待を胸に日本庭園に足を踏み込むとやはりイカルの姿。
Tさんの言葉通り8羽を確認しました。
(カエデの実を食べるイカル)
ここでイカルの群れが観察されたのは2010年以来です。
あの時は4羽が4月まで居ついてくれました。
今回も2010年とほぼ同じ時期に飛来しました。
スギやカシの茂みで休憩してはカエデの実を食べていました。
今冬はカエデの実が当たり年です。
春先まで居ついてくれると嬉しいのですが…。
参加者6名 記録種24種 記録個体数150羽
次回は3月1日午前7時からです。担当:平野
2014年02月22日
中央公園2月22日調査報告
posted by ばーりさ at 11:54| みにクル報告(宇都宮)