2014年02月03日

SSH フィールド実習(守屋)

SSH フィールド実習ということで、三番瀬で笠原さんと講師をしてきました。

SSHとは、スーパーサイエンスハイスクールのことでして、
文部科学省よりSSHの指定を受けた学校では、科学技術系人材の育成のため、各学校で作成した計画に基づき、独自のカリキュラムによる授業や、大学・研究機関などとの連携、地域の特色を生かした課題研究など様々な取り組みを積極的に行っているそうです。

その一環で、

今回、ご参加いただいたのは、高校1年生と先生方合わせて10名。

10時から1時間ほどの座学。その後三番瀬に出て、干潟の観察をしました。
座学では、干潟の成り立ちや、日本での面積、東京湾の今昔、そして渡り鳥のことなど。
小型のシギが長距離を渡るために、体重が倍になったりするとか、そんな話がウケました。
驚きは大事ですね。

生態系サービスとか、ワイズユースとか、キーワードを熱心にメモし耳を傾けてくれました。
真面目というか、高校生がかわいらしいと思えるような歳になりましたね。もう、おっさんです。

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その後、野外に出て干潟のシギ・チドリ類をカウントしてもらおうと思ったのですが、まあ識別が一朝一夕にはいかないので、干潟の鳥を観察してもらうことにしました。時間が十分にあったんですが、最後まで興味を持って観察してくれました。いろいろ質問も受けて、全体的に意識高い感じでしたね。

意外と鳥がいることに驚いてくれていました。また、なかなか野外にでることが少ないということも感想で聞きました。自然に親しむ機会があまりないのかもしれませんが、これが何かの気付きのきっかけになるといいですね。

私達もどんな反応があるのか、大変勉強になりましたし有意義でした。
posted by ばーりさ at 15:04| 活動報告