先週は台風の影響で大荒れの天気。
雨こそ落ちてこなかったものの強風が吹き荒れていました。
この調査のすごいところは大荒れでも人が集まること。
でも記録種はわずか12種のみ。
強風のなかでは調査ができないことを確かめた日でした。
今朝はどんよりとした曇り空。
それでも上空からは鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。
ついに待ちに待った冬鳥たちの声でした。
ツグミの声も聞こえてきました。
声を頼りに空を探すと、1羽が南へ通過していきました。
今秋の初認です。
リズミカルなベニマシコの鳴き声。
小休止でしょうか。
公園上空で高度を下げ、日本庭園の樹木に降りたようです。
住宅地のこの公園では初めての記録です。
さらにシメの9羽の群れが上空を横切っていきました。
イカルも1羽、ユリノキの樹冠へ降りてきました。
今年はケヤキやカエデの種子も当たり年です。
上手くするとシメやカワラヒワが多く越冬するかもしれません。
2009年冬のようにイカルも居ついてくれると嬉しいのですが…。
昭和大池には珍しいオオバンが1羽泳いでいました。
この公園では3例目の記録です。
前2回は9月と10月中旬でした。
今回も渡りの途中に立ち寄ったのでしょう。
(この調査地では珍しいオオバン 撮影:Oさん)
コース終盤にはカラ類とメジロの混群と遭遇。
ユリノキの梢近くを忙しげに動き回っていました。
まだ葉がついているため、なかなかカウントできません。
神経衰弱になりそうでした。
それでもエナガ22羽、シジュウカラ7羽、メジロ10羽。
久しぶりに充実した朝でした。
参加者4名 記録種数26種 記録個体数236羽
次回は11月9日午前6時45分からです。担当:平野
2013年11月02日
11月2日中央公園調査報告
posted by ばーりさ at 12:04| みにクル報告(宇都宮)