2013年07月30日

大きな巣は保温性が良い

秩父でヤマガラ用の巣箱をかけてますが,年によって巣の大きさがずいぶん違います。今年はやや小さめ。去年も小さめでしたが,一昨年はかなり大きめでした。大きい巣はその鳥の健康を表しているという論文を以前見ましたが,年により巣の大きさが違うのには,別の理由があるのだろうと思います。
Avian Biologyの最新刊に(ちょっとあたりまえっぽい話ではありますが)大きな巣でカップの深い巣は保温性が良いのだという論文が出てました。さらに巣材に羽が入っているとより良いとか。ダウンジャケット効果ですね。そこで「巣の大きい年は春先寒かったりするかな?」と,秩父市の気象庁の記録をみてみました。残念ながら,そうはなっていませんでした。そんな単純じゃありませんね。
もう1つ考えられるのが降水量。巣材の下の方はビチョビチョなので,巣材が厚いと雨の多い年も快適に暮らせそうです。気象データで育雛期の6月の降水量をみると一昨年の降水量は今年去年より多く,あてはまっているようにも見えます。でも造巣時に育雛期の降雨量をヤマガラは予想したりできるのかな‥‥。偶然あてはまったぽい気がするので,ちょっと気にしながら来年以降も見て行きたいと思います。

posted by ばーりさ at 23:31| 論文・記事