ムクドリが駐車場と農地の境の並木に群れていました。
その後、群れの一部は公園内に移動して休憩。
ハシブトガラスはさらに増えていました。
30羽前後。
ほとんどが若鳥です。
公園ではまだアブラゼミの鳴き声を聞いていません。
でも、もう餌食になっていました。
ハシブトガラスはササゴイの営巣地でも飛び交っていました。
先々週孵化した1巣のすぐ脇にハシブトガラスがとまっていました。
ササゴイの巣に動きがないことから捕食されたのかもしれません。
とギョオと鋭い声。
南側の巣の親鳥が近づいたハシブトを追い払っていました。
こちらはまだ抱卵中です。
参加者のOさんがケヤキの木に新たなササゴイの巣を発見。
巣の中の1羽にもう1羽が枯れ枝を渡していました。
枝を渡した個体の脚は赤みを帯びていました。

(今朝見つけたササゴイの巣と脚の赤い雄? 撮影:Oさん)
この時期、公園には脚の赤い個体はほとんどいません。
脚の赤い個体は6月29日に巣材運びを観察した巣の1羽です。
そう言えば最近巣の上に親鳥の気配がありませんでした。
今日見つけた巣はやり直し繁殖かも。
観察していると別の1羽が巣に近づいてきます。
すると雄らしい脚の赤い個体がすかさず追い払っていました。
つがい外交尾を狙って近づいたのかもしれません。
ところで、今朝のササゴイでもう一つ驚いたことがあります。
トイレの東側の巣はヒナが6羽いたのです。
巣から出て横の枝に4羽。
巣の縁に2羽。
ササゴイの一腹卵数は3〜6卵と記載された古い図鑑もあります。
しかし、6羽はここでは初めてです。
3mほど離れた枝に親鳥1羽が見守っていました。
無事6羽のヒナが巣立つことを祈って解散。
参加者5名 記録種数18種 記録個体数176羽
次回は7月27日午前6時からです。担当:平野