そこで,情報件数の多い,東京周辺について,予報と実際とを比べてみました。
まずは,予報の推移から。

1月8日に予報を開始しましたが,最初の予報は2月27日でした。1月30日の予報では2月25日に少し早まりましたが,その後すぐに26日に戻り,最終的には,最初の予報の2月27日に戻りました。このように東京はブレのない予報になっていました。全国どこでも「ブレない予報」ができていたわけではありません。

北の方ほど,予報がブレてしまう傾向があり,寒い地域ほど,初春時点でその年の暖かさを推測しにくいということで,致し方ないことかもしれませんが,今後の課題です。
では,予報と実際のウグイスのさえずりはどれくらいあっていたのでしょうか?
東京の例では,結構いい感じです。

ピークは4日ほど早く予測してしまっていますが,そこそこいい感じで,初認のスタート(5%予報)もなかなか的確な感じです。
ほかの地域もこれほど的確かというと,そんなこともないかと思いますが,北海道の初認も落ち着く5月に入ってから検証して,来年の予報に活かしていきたいと思います。