2022年07月14日

小学校で川に生息する鳥の授業をしてきました

先日、東京の真ん中を流れる多摩川流域の小学校から依頼を受けて、多摩川に生息する鳥の授業をしてきました。
ただ、多摩川にいる鳥を紹介するのでは面白くないので、事前に宿題を出して、鳥を観察して、どんな鳥だったか記録をつけてきてもらいました。鳥の体の特徴に注目してもらう、記録をつけることの大事さを感じてもらう意図です。
授業の前半では、街中や公園などで会える鳥を中心に、宿題の答え合わせをしながら、体の特徴がその鳥のどういう生活と関係するのかを紹介しました。後半は、多摩川にあるさまざまな環境と、それに応じた鳥がいること、だから、川沿いは種数も多いことなどを伝えました。最後はシルエットクイズを出しましたが、小学生は都道府県の形や位置を社会で学ぶので、鳥取という鳥も出題。ハトやスズメは元気に即答できるのに、この問題には動揺が・・・(笑)。

さて、ここで、子供たちの観察した鳥から出題です。
この子たちが見た鳥は、なんでしょう?

小学生の観察した鳥.JPG

どの鳥かわかるものもあれば、何を見たのだろう?と判断に迷うものもありました。
授業の最後には、「オナガみたいな鳥で、赤くて、黄色くて、緑色の鳥」を見たのだけど?
という難問を用意してきた生徒がいて・・・。
ワカケホンセイインコではない、といいます。
恥ずかしながら、即答できず、宿題にさせてもらいました。

皆さん、なんだと思います?

アオバトのオス、かなぁとちょっと今は思っています。
尾羽は長くないですが、オナガみたい、というのは、小鳥ではない、
という意味だったのかも、と。。
posted by ばーりさ at 18:53| 活動報告