2022年04月14日

森の鳥の聞き取り調査:初認も早い種が多いようです

森の鳥の聞き取り調査,4月も半ばになり,ここのところ毎日のように何かの初認が聞かれます。
なんとなく,早く初認されているような気がして,ここまでに初認された鳥と例年との比較をしてみました。
今年初認された種についてまとめているので,早い方へのバイアスはかかっているのですが,「まだ記録されないなぁ」というような鳥は思い浮かびませんので,そんなおかしな結果にはなっていないと思います。

初認状況.png

これまでの初認状況を箱ひげ図で示し,今年の初認をで示しました。
メジロとクロツグミは平年並みの初認でしたが,それ以外の種は早いことがわかります。
富士山中湖のセンダイムシクイ,富良野のウグイスとアオジは,これまでで一番早い初認記録でした。

これから続々と夏鳥たちがやって来ますが,その状況にも注目しながら,データをとっていきたいと思います。


posted by ばーりさ at 15:14| 活動報告