2021年11月25日

つがる平野でガンカモを見てきました

11/20-21の週末に、野鳥の会弘前支部の松原さん、鳴海さん、竹浪さんに案内していただいて、つがる平野の湖沼を回りました。ガンカモの渡りはピークを過ぎていましたが、廻堰大溜池では1万羽以上のオナガガモや数千羽のマガンなどを見ることができました。

十三湖とそこから南の海岸沿いに、たくさんの風車が連なっている光景には驚きました。十三湖と沿岸沿いの沼沢は、春の渡り時期に本州のガン類が北帰するメインルートになる場所です。十三湖では風車建設前からその影響が懸念されていて、柏木敦士さんたちが調査結果を論文にしています。そのころと比べて風車の稼働後にマガンねぐらや採食地の変化が起きているそうなので、きちんと事後評価することが必要でしょう。人手が少ない地域で調査を続けられている皆さんに頭の下がる思いです。

十三湖の風車.jpeg
十三湖の風車群
posted by ばーりさ at 08:25| 活動報告