2021年05月01日

栃木県中央公園調査報告

今日から5月。
清々しい青空です。
公園はシジュウカラやキジバトなどの留鳥に加え夏鳥たちで賑わっていました。

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    (若葉が茂った公園の木々)

今朝は待ちに待った夏鳥たちの鳴き声。
センダイムシクイ2羽、エゾムシクイ1羽、キビタキ1羽、オオルリ1羽。
姿を見られたのはオオルリのみ。それも樹冠の枝を動き回る影?でした。
それでも美しい囀りに参加者の皆さんも満足そうでした。

一方、留鳥たちは子育て中です。
ここ数年、ケヤキの同じ洞に営巣するシジュウカラ。
ヒナがふ化していました。
雌雄でせっせと虫運びです。

2月から巣造りしていたハシボソガラスは抱卵期に失敗したようです。
近くの新しいケヤキの巣で抱卵していました。
南側の住宅地で集めてきたのでしょうか。
たくさんのハンガーが使われていました。

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    (抱卵中のハシボソガラス)

さらにキジバトも巣造りや争いに大忙しです。
地上で枯れ枝を拾っては営巣場所へ飛び立っていきました。
造巣場所は意外に高く、地上20mほどの樹冠の中でした。
今日は見慣れた鳥たちも新鮮に感じられました。

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     (新緑の中で囀るキジバト)

一方、ここ10年ほど公園を営巣地としてきたササゴイたち。
今年は今のところひとつがいのみです。
そのせいか独特の鳴き声も聞こえません。
このあと新たなつがいが飛来するのでしょうか。
気になります。

記録種:24種 記録個体数:95羽 参加者:8名
次回は5月8日6時30分からです。担当:BR平野

posted by ばーりさ at 15:55| みにクル報告(宇都宮)