2021年01月09日

栃木県立中央公園調査報告

今日は2021年最初の調査日。
指先がかじかむほどの冷え込みです。
寒さのせいでしょうか。
公園のウォーキングの人たちも少なめです。

公園の池の多くは凍結していました。
大池のみ9割の凍結。
カルガモたちが凍結していない水面に集まっていました。
さらに、池の縁にはコサギの佇む姿が。
ここでは2年半ぶりの記録です。
ビル街の塒から飛来したようです。

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    (池の縁にジッと佇むコサギ)

このところの大寒波で県内の山地も真っ白です。
そのせいかシロハラやツグミの姿が増えてきました。

今朝はシロハラは6羽、ツグミ3羽を記録しました。
時折、植込みからシロハラのけたたましい鳴き声が聞こえてきます。
個体数が増えたことから縄張りをめぐって争っているのかもしれません。

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   (散策路の脇の植込みに佇むシロハラ)

一方で、今冬はアオジやカワラヒワ、シメが少ないようです。
例年、3〜4羽が記録されるアオジ。
今冬は、11月上旬に観察されて以来ほとんど記録されていません。

カワラヒワもせいぜい10数羽。
今日はアキニレの植込みにも姿がありませんでした。

このあとシメやカワラヒワは増えてくるのでしょうか。
アトリはどうなのでしょうか?
今後の動向が気になります。

さて、ここに来て栃木県もコロナ感染者が増加しつつあります。
そのため、感染者が減少するまでこの観察会もお休みです。
元気な姿で再会できることを願って解散です。

参加者:8名 記録種数:22種 記録個体数:140羽
担当:BR平野



posted by ばーりさ at 16:36| みにクル報告(宇都宮)