東京都鳥類繁殖分布調査の一環で、未調査地がまだ多い江戸川区と足立区の調査を実施してきました。
午前中は江戸川区の2回目の調査でした。前回同様、シジュウカラとオナガは確認できた一方、メジロとホンセイインコは確認できませんでした。やはり、このあたりは繁殖期にはいないのかもしれません。
午後は日暮里舎人ライナー(モノレール)にのって、足立区の舎人公園に行きました。舎人公園は住宅地が広がる足立区の中にある、63ヘクタールと大きな公園なので(図)、メジロやホンセイインコもいるのではと期待しました。
ここには大きな池もあり、アヒルやカイツブリ、バンなどがいて、バンやアヒルは繁殖も確認できました。林ではオナガやシジュウカラも確認できましたが、ムクドリが多いのが印象でした。一方、ここにもメジロやホンセイインコは見つからず、北部にもまだ進出していないのかもしれません。
ただ、これまでのデータをみるとホンセイインコは北部でも観察されているので、採餌には訪れているのかもしれません図 赤いところが足立区)。
6月も下旬となり、大分繁殖が終わりかけている様子でした。23区の現地調査は恐らく、今回が最後です。色々と回ってみて、同じような環境でもメジロがいたりいなかったりと、色々と発見が多かったです。
また、23区の4種調査はお蔭様で200件近くのデータが集まっています。6月いっぱいまで情報を集めていますので、
23区でみかけたら情報をお寄せください。データの登録はこちらから!