4月から毎朝実施している森の鳥の聴き取り調査。終盤戦に入ってきました。
これまでの主要種のさえずりの状況は,http://www.bird-research.jp/1_katsudo/forest/hikaku.pdfでみることができますが,場所別に確認種数とさえずり頻度の季節的な変化をまとめてみました
それがこれです。

北海道の富良野や,亜高山帯の志賀高原は,まだまだ確認種数もさえずり頻度も増えている傾向にありますが,埼玉の秩父や山梨の山中湖では,もう頭打ちで,秩父の確認種数は減少し始めています。これからさらに暑くなってくると,こうした地域の鳥たちの活性はさらに下がってしまうのでしょうね。
セミの声も聞かれだし,初夏から夏へと進んでいる感じがします。