2020年01月25日

1月25日中央公園調査報告

穏やかな暖かい朝。
シメの鳴き声がユリノキの並木から聞こえてきます。
ただ、昨冬に比べるとこの時期でも冬鳥たちは少なめです。

大池も定期清掃の準備中。
排水が始まったようで、池の水位も低くなってきました。
8月から毎回愛らしい姿を見せてくれたカイツブリ。
今日は姿がありませんでした。
水位が低くなったせいかもしれません。

日本庭園ではエナガやシジュウカラ、メジロが群れていました。
都市公園の良さは間近で小鳥たちをみられること。
今朝も目の前でサザンカの蜜を吸うメジロが見られました。

3羽で追いかけ合っているのはシジュカラ。
1mほどのところを猛スピードで通過。
ぶつかるかと思うほどでした。

木々の枝には愛らしいエナガたちの姿が。
10羽の群れのようです。

200125_enaga.jpg
     (枝先で採食するエナガ)

この公園ではエナガはよく見られる鳥のひとつです。
しかし、この調査を始めたころはほとんど記録されませんでした。
下の図は、2003年から昨年度までのエナガの年ごとの記録率の推移です。

200125_kiroku_enaga.jpg
  (2003年度から18年度までのエナガの記録率の推移)

2008年ごろまでは記録率はせいぜい0.3程度でした。
しかし、徐々に記録率が増加し、最近では記録率が0.7に届くほどです。
2009年以降は繁殖も毎年確認されています。
こうした傾向は、別の小規模な都市公園でも記録されています。

周囲の平地林が減少し、市街地へ出てきたのでしょうか。
それとも公園の樹木が成長したせいでしょうか。
愛らしい姿が身近にみられることに喜ぶとともその理由が気になります。

来週は早くも2月です。
エナガも群れを解いてつがいで行動しはじめる季節。
今年も公園内で営巣することでしょう。
昨年は失敗しヒナは観察できませんでした。
今年はぜひ成功してほしいものです。

参加者:4名 記録種数:22種 記録個体数:172羽
次回は2月1日午前7時からです。担当:BR平野






posted by ばーりさ at 12:17| みにクル報告(宇都宮)