昨年度、株式会社エイジスさんと実施した鳴瀬川のハクチョウ調査。今年も実施するために下見に行ってきました。12月20日は主に仙台市内のハクチョウ類のねぐらや採餌場所の下見を地元の方に案内していただきました。まずはねぐらについていくつか回ってきました。大沼では11時頃でもハクチョウ類が400羽以上いました。
ここはねぐらにもなっているのですが、日中飛び出して、昼頃に帰ってきているとのことでした。実際、翌日、21日の10時ごろに見に行った時は数十羽ほどしかいませんでした。 他にも数10羽~100羽程度のねぐらを観察しに行きましたが、中にはシジュウカラガンやハクガンも混じっているねぐらもありました。
次に採餌場所も見てきました。今年は大豆畑でハクチョウを見かけるとのことで、実際に採餌も確認しました。
大豆畑を見てみると、それなりに種が落ちていました(写真)ので良い採餌場所なのかもしれません。
一方で地元の方によると、大豆畑でキツネに襲われたのを目撃したとの事だったのですで、もしかしたら、写真のようにでこぼこしている大豆畑だとなかなか助走ができず、襲われやすいのかもしれません。今後、大豆のおいしさ?を知ったハクチョウ類をハクチョウの味?を知ったキツネが襲うことが増えないといいのですが。
今年度の調査は1月18、19日に実施する予定です。参加されたい方は佐藤までご連絡ください。