2019年06月12日

分布拡大の夏鳥,場所により異なる開けた場所の鳥 東北行脚5日目(植田)

土曜日からの東北行脚も今日で5日目,4か所の調査を終えました。
前回の調査と比べると,夏鳥の分布拡大と開けた場所の鳥の変化の場所による違いが目につきます。

今回新たに記録された夏鳥として目立つのは,1つはこれ

サンコウチョウです。キビタキも顕著です。
そしてもう1つはこれ。

ヨタカですが,これは調査開始時刻も記録の有無に大きく効くので,もしかするとそのバイアスもあるかもしれません。

ホオジロなどの開けたところの鳥は伐開地などに依存しているところは,伐採が減って記録されなくなってしまっているところもありました。反面,雪崩地形などに依存しているところは,それほど変わっていませんでした。農耕放棄の影響も出ていて,今後もどんどん変わっていきそうです。

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雪崩地形にある低木林

今日は調査開始後はじめて晴れました。なんとなく湿ってきた寝袋や車内を乾かしてから次の調査地に向かおうと思います。温泉近くの調査地なので,温泉も楽しみです。

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posted by ばーりさ at 09:03| 活動報告