2019年04月13日

中央公園4月13日調査報告

ここ数日の寒さで例年よりサクラの見ごろが長かった公園。
ソメイヨシノはまだ満開状態。
さらにあとから咲き始めた八重のシダレザクラはちょうど見ごろ。
芽吹いたケヤキと相まって、清々しい朝です。

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(サクラから新緑の季節に向かう公園)

ケヤキなどの木々が芽吹いたことで、アブラムシなどが多いのでしょうか。
今までほとんど見かけなかったツバメが木々の周りを飛びまわっていました。

先週までサクラの下の生垣で採食していたジョウビタキ。
今朝はもういませんでした。
繁殖地へ旅立ったようです。

さらに、冬の間私たちを楽しませてくれたアトリたち。
予想通り先週が終認のようです。
今朝は記録できませんでした。

一方、近くの茂みから複雑な節回しの囀りが聞こえてきました。
道脇のイチイの枝陰でアオジの雄がぐぜっていました。
この雄は、その後、シダレザクラへ移動。
黄色い胸を反らして囀り始めました。
この雄もそろそろ繁殖地へ旅立つころです。

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(紅八重シダレザクラの枝先で囀るアオジ)

いち早く繁殖を開始したセグロセキレイ。
今朝は芝生で虫集めに忙しそうに動き回っていました。
ヒナが孵化したようです。

ササゴイの鳴き声らしい声も聴かれました。
しかし、遠すぎて確認がとれませんでした。
来週はきっとササゴイも戻ってきているでしょう。
今年は何つがいが営巣するのでしょうか。

来週は運が良ければセンダイムシクイやキビタキの囀りが聞かれるかもしれません。
晴れると良いのですが…。

参加者8名 記録種20種 記録個体数85羽
次回は4月20日午前7時からです。BR:平野

posted by ばーりさ at 11:55| みにクル報告(宇都宮)