寒さが後戻りした風の冷たい朝。
冬仕様の服装は正解でした。
2月の間、清掃中だった大池。
だいぶ水が増えていました。
ただ、カワセミはまだ飛来していませんでした。
(水が入り始めた大池)
繁殖期に入ったエナガ。
つがいで動き回っていました。
今春は2つがい、それとも3つがい?
まだ、いま一つ確認できませんでした。
ハシボソガラスは縄張りの境で争い中です。
4羽が1本の木に集まって鳴きあっていました。
どうも今春は少なくとも4つがいが造巣中のようです。
一冬を過ごした冬鳥たち。
公園の人ごみにも慣れたようです。
人が傍らを歩いてもあまり警戒しません。
数メートルの距離で水を飲むシメの姿も。
さて、公園の代表的な冬鳥のシメ。
今冬の渡来状況はどうだったのでしょう。
下図は2005年以降の10月から3月上旬の最多個体数の変動です。
(2005年から2018年冬のシメの最多個体数の変動)
面白いこと07〜09年と15と17年が多い冬でした。
特に昨年シーズンは最高135羽が記録されました。
一方、今シーズンは少ない冬でした。
このような多い年と少ない年は何が影響しているのでしょうか。
公園の木の実の量?
北日本の積雪?
今度、ゆっくりと調べてみようと思います。
今朝はムクドリのつがいが芝生に降りていました。
冬の間、公園に降りなかったムクドリ。
採食に訪れたようです。
今後はもっと頻繁に記録されることでしょう。
そして私たちを楽しませてくれたアトリも繁殖地に旅立つ季節です。
参加者10名 記録種数21種 記録個体数153羽
次回は3月16日午前7時からです。担当:BR平野