昨日までの暖かな日差しからどんより曇った空模様。
それでも真冬の寒さほどではありません。
日本庭園ではマンサクやウメが咲き始めました。
歩道脇で早春の風に揺れているのは可憐な白い花のセツブンソウ。
今朝はウグイスのたどたどしい囀りが聞かれました。
ここでは例年、早くとも3月中旬でしたので、だいぶ早い初鳴きです。
(誰が植えたのか歩道脇のセツブンソウ)
エナガやシジュウカラは群れを解き、つがいで動き回っていました。
シジュウカラは昨年の営巣木の周りで雄同士が争う姿も。
樹洞を巡って争っているのでしょうか。
ハシボソガラスも巣材をくわえて昨年の古巣へ入っていきました。
彼らも繁殖期に入ったようです。
ここに来てツグミが増えてきました。
今朝は4羽。
植え込みの地上を嘴でしきりに掘っていました。
獲物の気配を察知したのでしょう。
(地上で食べ物を探すツグミ)
一方、1月ごろまで個体数が多かったシメ。
結局、昨年のような大きな群れは記録できませんでした。
今朝も6羽のみでした。
アトリも初冬季に比べると数がめっきり少なくなりました。
今朝は15羽がお気に入りの場所で採餌していました。
中に、2,3羽頭部が黒くなった雄が混じっていました。
彼らの北帰行はもう少し先のようです。
参加者6名 記録種数22種、記録個体数147羽
次回は3月2日午前7時からです。担当:BR平野