1月31日にエイジスの社員4名とともに、鳴瀬川流域(鳴瀬大橋〜木間塚橋)のハクチョウ類のカウント調査を実施しました。
結果はオオハクチョウが124羽、コハクチョウが2768羽でした。
今回、印象的だったのは、エイジス社員さんのカウントの速さです。神山と私は、カウンターで1羽づつ数えていたのですが、エイジスさんは独自の機材を使って「ブロックカウント」という手法でカウントしています。こは「1,23・・」と数えるのでなく、「5、7、7」というふうに固まりで数を捉えて、入力していく手法です。2日間の研修は実施しましたが、ほとんど初めてといっていい鳥類のカウントで私たちよりも早くカウントしていて驚きました。
民間企業×NPOによる鳥類調査はほとんど例のない活動だったため、エイジスと出会ってから今日に至るまで1年かかりました。
何度も打ち合わせを実施していく中で、鳥類のモニタリング調査の重要性を理解し、企業の社会貢献という形で始めていただいたエイジスには本当に感謝しています。また、企業の持つスキルとバードリサーチのスキルとの融合によって、新しい調査方法の確立などもできるのではないかという新たな野望も生まれました。
エイジスとは今後も鳥類調査を実施していく予定です。このようなNPOと企業の連携が鳥の世界でも広がっていけばいいなと思います。