1月31日に実施する民間企業との共同調査のため、今日から宮城県に来ています(調査に関しては過去のブログを参照)。
今日は下見で成瀬川やその流域を見てきました。成瀬川は日本有数のオオハクチョウやコハクチョウの越冬地です。
夜明けから1、2時間で、ほとんどのハクチョウは採餌にでかけてしまうので、効率よく、回って調査する必要があります。
今日は午後から回ったので、ハクチョウ類はあまり見る事ができませんでしたが、観察ポイントはある程度把握しました。
今日、見た限りでもオオハクチョウとコハクチョウが両方いる群れが多かったので、明日の調査では識別できるかやや不安です。
また、成瀬川ではないのですが、ハクチョウ類が来る場所でオナガガモの大群を見ました。
水面を覆っていて、ちょっと数えられる気がしません(写真)。
オナガガモは大群で見た事は何度かありますが、ここまでの密度でいるのは初めてです。
このくらいの大きな群れが給餌の中止などの影響で分布を変えるとなると、全国的にも大きく分布が変化するのも納得しました。
明日は早朝から成瀬川のハクチョウ類のカウントをしてきます。