2018年11月13日

野付湾でガンカモにドローンの接近調査をしてきました

先週、野付湾に行ってきました。伊豆沼の嶋田さんたちと行っているドローンでガンカモを調査するときにマニュアル作りの仕事で、ドローンがどのくらい接近するとガンカモが警戒行動を取るかを、繰り返し実験しました。

野生動物にドローンを近づけて撮影するせいで、彼らにストレスを与えてしまうことが問題になりつつあります。今後、さらにドローンの利用者が増えることに備えて、ガンカモに負担を与えない撮影や調査方法のガイドラインを作ることが、この調査の目的です。各地で同じ実験をしていますが、カモ類は水面にいるときにはドローンへの警戒心が弱く、この写真のオナガガモのように眠っているときは、ドローンが近づいても目を覚まさないことが、ほとんどです。一方、私には意外だったのですが、人を恐れないオオハクチョウはドローンへの警戒心がとても高いようでした。

ドローンのプロペラ音はかなり大きく、これが警戒心を高める原因だと考えられます。使用したドローンはDJI社のPhantom4 Proで、接近実験には従来型のプロペラを用いていますが、最近発売された静音プロペラは実感できるくらい音が静かになっているので、今後、ドローンでガンカモ調査をするときには静音プロペラを使いたいと考えています。

オナガs.jpg

お世話になった野付ネイチャーセンターの駐車場にキタキツネがいました。冬毛に生え替わったばかりで、フカフカです。じつは写真のキツネのそばには観光バスがとまっていて、何かもらえないかと思って待っているようでした。
キツネ.JPG

でも、すぐそばにこんな看板があるので、バスのお客さんも写真を撮るだけで食べ物はあげていませんでした。でもキツネはここに居着いているようなので、ときどき食べ物をもらっているのでしょう。春には子ギツネがよく交通事故に遭うそうなので、かわいいキツネですが、エサやりは慎みましょう。
キツネ看板.JPG
posted by ばーりさ at 10:01| 活動報告