9月最後の調査。
しかし、今日も雲が覆う生憎の天気です。
結局、9月はすべて曇りで快晴の調査日はありませんでした。
そのせいか9月の記録種数は、最近の5年間では14年に次いで2番目に少ない年でした。
(最近5年間のひと月あたりの記録種数の比較)
昨年の同時期にはカケスやヒヨドリの渡りが記録されていました。
また、枝先で鳴くモズの姿も観察されました。
今日も先週よりは種数が多いものの今一つスッキリしません。
それでも上空をアオバトらしいハトの群れやヒタキ類が通過していきました。
ただ、曇り空のため識別はできません。
調査終盤になってやっとシジュウカラの小群と遭遇。
中にムシクイ類とコサメビタキ2羽が混じっていました。
やっと皆さんのテンションも上向きに。
と、警戒の鳴き声とともに一斉にブレイク。
再び、沈黙の世界が…。
最前から時折姿を見せていたツミが梢をかすめて茂みの中へ。
改めて、ツミは小鳥たちにとって恐ろしい存在なのだと知らされました。
でも、今飛ばなくても良いじゃないかと恨み言をつぶやいたのは私だけ??
来週は10月。
データを見返すと、ここ数年アオバトが記録されています。
昨年はキンクロハジロも記録されました。
来週は秋晴れが広がることを期待して終了。
参加者5名 記録種数20種 記録個体数97羽
次回は10月6日6時30分からです。担当:BR平野