関東地方は早梅雨が明けたとのこと。
日差しこそないものの朝から気温が高くテンションもイマイチ。
鳥たちも繁殖期終盤を迎え、やや静かです。
それでもカルガモのヒナたちの甲高い鳴き声が耳につきます。
声の主は孵化ご数日のヒナたち8羽。
新たに孵化したようです。
大きなヒナたちに交じって活発に動き回っていました。
公園内が静かなのはムクドリの家族群が少ないためかもしれません。
特に今年は数が少ないような気がします。
今日は6羽だけでした。
そこで、過去の5〜6月のムクドリの最多個体数をまとめてみました。
11年をピークに減少しているように見えます。
しかし、08年や09年も少ないため、減少しているかどうかは疑問が残ります。
(5、6月のムクドリの最多個体数の13年間の変動)
しかし、公園の周辺も農地が急激に減って宅地に変わっています。
ともするとムクドリたちの生息数にも変化があるのかもしれません。
来春は、もう少し気をつけてカウントするようにします。
さて、今日で6月も終わりです。
18年度も早3か月がたちました。
そこで、ひと月ごとの記録種数を比較してみました。
(2014年以降のひと月の記録種数の季節変動)
すると昨年の5月が少なかったものの、春先から夏にかけて同じ傾向がみてとれます。
都市公園の記録種数は、特に今の季節はほとんど変化がないことがわかりました。
例年、7月になるとハシブトガラスが増えてきます。
しかし、昨年からやや減少傾向にあるようです。
今年はさらに減るのでしょうか。
楽しみです。
参加者:4名 記録種数15種 記録個体数79羽
次回は7月7日午前6時からです。担当:BR平野