2018年04月14日

中央公園4月13日調査報告

肌寒い曇り空。
鳥たちの動きも今一つの朝です。

今春は、例年より渡りの時期が早めに感じられます。
シメやツグミ、アオジの冬鳥組はもう姿がみられません。
でも、センダイムシクイやキビタキの夏鳥たちはまだです。

一方、一足先に繁殖に入ったエナガは子育てに大忙し。
口一杯に虫を集めては巣内のヒナへ。
巣はシラカシの梢です。
ヒナの声が聞こえないことから、巣立ちはもう少しかかりそうです。

公園のカルガモの数が減ってきました。
今朝は25羽。
先週より20羽ほど減っていました。
昨年より減少が1週間ほど早いようです。

いつも不思議に思うのはこの時期のカルガモの行動です。
生垣の上や木の上にとまるカルガモをよく目にします。
今朝は、1羽の雌がアカマツの枝にとまっていました。
何か意味があるのでしょうか。
営巣場所探し?
それとも警戒?
次回からもう少し詳しく見たいと思います。

180414_karugamo.jpg
  (アカマツの枝にとまるカルガモの雌)

シジュウカラの数も少なめで今朝は4羽のみ。
囀っていることからすべて雄。
おそらく雌は抱卵中なのでしょう。
来週は、縄張りの位置を地図に落としてみようと思います。

来週にはササゴイが戻ってくる頃です。
昨年は22日には6羽が記録されました。
また忙しい朝の到来です。

参加者9名 記録種18種 記録個体数75羽

次回は4月21日午前7時からです。担当:BR平野






posted by ばーりさ at 12:03| みにクル報告(宇都宮)