2018年04月13日

フィールドノートで調査地を統合する方法

フィールドノートの使い方 第1回】
4月にWeb版さえずりナビをバージョンアップして、野鳥記録機能フィールドノートが一段と使いやすくなりました。野鳥記録の入力と整理のノウハウを、ときどき連載していきたいと思います。

さえずりナビのフィールドノートは、かつてiOSアプリのさえずりナビにあった「さえずりレポ」機能の後継版ですが、バードリサーチのWebサービスにあるフィールドノート機能とデータベースが共通化されています。バードリサーチが提供しているフィールドノートは2種類存在することになり、それぞれの機能でできることが少し異なるので、完全に統合したシステムを開発するまでのあいだ、利用者の皆様には不自由をおかけします。各システムの紹介は、こちらのサイトをご覧ください。

さて今回は、近い場所にいくつも作ってしまった調査地を、ひとつにまとめる方法をご説明します。さえずりレポは記録を入力するたびに新しい調査地を作る仕様だったため(フィールドノートは調査地を登録してからデータ入力するので、調査地が増えていきません)、たくさん調査地ができてしまっている方もいらっしゃると思います。

例として使うのは、私が住んでいる団地のそばの公園に作ってしまった3つの調査地で、これを1つにまとめます。この調査地はWebサービス版フィールドノートで定点として登録したもので、細かく記録しようと思って3カ所登録したのですが、それぞれが数十mしか離れていないので、1カ所にまとめることにしました。

3つの調査地.JPG

それでは、「定点2_百草自然公園てっぺん」にある野鳥記録を、「定点1_百草自然公園の池」に移動させてみましょう。

てっぺんの記録さえずり画面.JPG

定点1の画面.JPG

Webサービスにログインして、フィールドノートを開いてください。定点調査地管理の画面を見ると、統合したい3つの調査地が見つかります。

定点登録.JPG


次に野鳥記録カードの画面で「定点2_百草自然公園てっぺん」を検索します。上記のさえずりナビ版フィールドノートの画面で見たのと同じ、3回の調査が記録されています。

てっぺんの記録.JPG

記録の1つを開いて、記録を移行させたい先の調査地を選択し、野鳥記録カードを保存します。

統合の様子.jpg

「定点1_百草自然公園の池」にすべての記録が移りました。時間の記入がない行が、移ってきた記録です。

定点の画面2.JPG

記録の以降を終えたら、不要になった調査地を削除してください。この操作を繰り返すと、ある地点の野鳥記録を別の地点に移行することができます。

フィールドノートの使い方についての質問は、koyama@bird-research.jpへメールしてください。
posted by ばーりさ at 10:40| フィールドノート使い方