九十九里浜のシロチドリ繁殖地にいってきました。
寒暖を繰り返して暖かくなっていくのでしょうが、昨日は風が強くて寒く、波も荒くて冬の雰囲気が漂っていました。
まだ荒涼としてます。砂浜なのであまり変わらないかもしれませんが…。
シロチドリは10数羽いて、そのうち標識個体が5個体確認されました。
昨年の繁殖期から今年まで、各地で三重県や宮城県、神奈川、千葉県で越冬が確認されています。
鳥たちは、オス同士で追いかけ合ったり、ペアと思われる雌雄で行動している個体がいました。
赤10♂
赤17♀
標識された個体の『赤10♂』と『赤17♀』は一緒に行動していますが、昨年の相手とは異なります。
これまでにも昨年と同じペアの場合があったり、同じ繁殖期でも2回目は別の相手だったりと一夫一妻というわけではなく、かなり柔軟な関係のようです。繁殖がうまく行ったペアとそうでないペアでも異なるのかもしれません。
繁殖期の履歴を今年も気にしていきたいと思います。
オオソリハシシギが春らしい感じをくれました。
フラッグ付きで、ニュージーランドで標識された個体のようです。
簡易フラッグ早見表を作りましたので、シギチ好きの方ご利用ください。