2018年02月24日

2月24日中央公園調査報告

もう2月下旬。
今日は2月最後の調査です。
エナガは繁殖期に入ったようです。
群れを解き、つがいで行動していました。
つがいでクスノキの樹皮についたコケをむしり取っていました。
シラカシの茂みに営巣場所を決めたようです。

相変わらず公園はシメでいっぱいです。
しきりに飛び交うため正確な個体数はわかりません。
そこで一方方向に飛ぶシメを数えてみました。
すると、少なくとも78羽。
実際には100羽近くいるのではないでしょうか。

下の図は、最近の4年間のシメ個体数の比較です。
どの年も10月から2月の10日ごとの最多個体数の変動を表しています。
今冬は、個体数の多かった2015年冬よりも個体数が多いことがわかります。
さらに、長期間居ついています。
今冬は公園にカエデの実やヒマラヤスギ、ユリノキなど食物が豊富なためでしょう。

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    (2014年から17年冬のシメの個体数の比較)

一方で、カワラヒワはここ2年間少ない傾向にあります。
2014年や2015年では最高30〜37羽記録されていました。
しかし、2016年と17年冬はせいぜい25羽です。
また、昨年や今シーズンは2014年より早くピークが来ていました。
今年はニレの実も豊作です。
とすると、宇都宮付近ではカワラヒワの飛来が少ないのかもしれません。

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   (アキニレで採食するカワラヒワ)

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(2014年から2017年冬のカワラヒワの10日ごとの最多個体数)

冬の都市公園における鳥の変動。
長期的なモニタリング調査の楽しみの一つです。

参加者7名 記録種数24種 記録個体数266羽
次回は3月3日午前7時からです。担当:BR平野

posted by ばーりさ at 12:18| みにクル報告(宇都宮)