バードリサーチの会員で、大分県にお住まいの池永祐二さんから足環が写ったアオジの写真が届きました。金属足環は山階鳥類研究所の標識調査に参加しているボランティア(バンダーと呼ばれています)の皆さんが、全国各地で装着しているものです。
秋の渡り時期にアオジが多い北海道の浜頓別で標識調査をしている小西敢さんに写真を見てもらったところ、「2AG-21610」と読み取ることができました。大型の鳥の足環は写真から読み取れることもありますが、小鳥の足環の刻印を読み取ることができたのは珍しいと思います。
足環の付いたアオジ(撮影 池永祐二)
4枚の写真に写っていた足環を並べると、「2AG-21610」と読める。
追伸(2018-02-13)
池永さんが山階鳥類研究所に照会したところ、この足環を装着したのは刻印を読み取っていただいた小西さんご自身であることが分かりました!