2017年11月11日

中央公園11月11日調査報告

見る間に厚い雲が広がり今にも雨が落ちてきそうな朝。
開始から10分もしないうちに雨粒が落ちてきました。
ただ、雨脚は弱く、調査を続けることに。

大池では築山の岩にアオサギの姿が!
30年前の宇都宮では思いもよらない光景です。
最近は個体数も増加し、市街地の神社で小さなコロニーもあるほどです。
結局、今朝は調査終了後まで同じ場所に佇んでいました。

さらに池にはオナガガモの雄1羽が観察できました。
ここでは珍しいお客です。

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(アオサギとオナガガモのツーショット)

今朝は小雨が降る悪天候のせいでしょうか。
ツグミやシメが飛び交う姿がありません。
それでも低木の植え込みではかすかにアオジの地鳴きが。
さらに頭上を低くベニマシコが鳴きながら茂みの方へ。
雨が降ってきて雨宿りに公園へ降りてきたのかもしれません。

そして今朝の主役の登場です。
ケヤキの高木の枝にアオバトを発見。
10月14日以来の今シーズン2回目の記録です。
今回ははっきりと鮮やかな黄緑色の羽衣が確認できました。
しかも観察中飛び立つこともありません。
ゆっくり観察することができました。

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(ケヤキの茂みにとまるアオバト)

一応、シロハラなどの冬鳥の鳴き声も記録できました。
しかし、鳥たちの姿が疎らで皆さんのテンションもやや低めでした。
それでもアオバトのおかげでそれなりに楽しめました。

参加者4名 記録種数24種 記録個体数165羽
次回は11月18日午前7時からです。担当:BR平野
posted by ばーりさ at 12:06| みにクル報告(宇都宮)