東京の離島、伊豆諸島には本土では見る事のできない鳥類が数多く生息し、繁殖をしています。報告会では伊豆諸島の鳥類の分布や繁殖状況、現在進行形の課題について紹介します。
伊豆諸島の鳥類調査
伊豆諸島には、アカコッコやモスケミソサザイなどの固有(亜)種を含む鳥類が生息しています。そういった種が伊豆諸島のどの島で繁殖しているのかを調べるため、2017年に伊豆諸島の10島で調査を実施しました(詳細は過去のブログもご参照ください)。
本調査は40人以上の方に参加して頂き、全部で約300ヵ所の調査を行った結果、どの島にどんな鳥が繁殖しているのかが明らかとなりました。また、過去のデータと比較する事で、各島に生息している鳥類の種構成が40年の間に変化している事も分かりました。
報告会の内容
今回の報告会では、調査結果の紹介だけでなく、調査に参加された方々にも調査の体験談はもちろん、カラスバトの移動、ツバメの渡り、島の歴史、新島の鳥類群衆など、それぞれのご専門を活かした内容も紹介して頂きます。また、御蔵島のオオミズナギドリの現状についても山階鳥類研究所の岡氏に紹介して頂きます。
伊豆諸島の鳥類について、これだけ多くの話を一度に聞く機会はなかなかありません。是非、ご参加ください!(予約不要)
-----------以下、詳細-----------
日 時:2017年11月19日(日)
午後1時15分開場、1時30分〜4時30分
午後1時15分開場、1時30分〜4時30分
場 所:渋谷区立神宮前穏田区民会館・1階集会場(地図参照)
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」
下車・徒歩1分 JR山手線「原宿駅」下車・徒歩6分
参加費:300円 定員:80名
担当:佐藤・川内・田島
1.岡奈理子: ネコ問題に悩む御蔵島のオオミズナギドリ
2.佐藤望: 東京都鳥類繁殖分布調査概要
3.阿部仁美 飯島大智 板谷浩男 上田恵介 川内博 佐々木潤 重原美智子 高田陽 松永聡美: 各島の報告等