今日も曇り空の生憎の朝。
でもどうにか調査中は雨の心配はないようです。
公園の樹木もだいぶ色づいてきました。
ユリノキの葉も黄色味を帯びてきました。
(色づき始めた木々)
雲が垂れ込めている割には鳥たちは活発に動き回っています。
3か所からシジュウカラの鳴き交わす声。
中に甲高いヒガラの声も混じっています。
さらに、メジロの鳴き声もあちこちから聞こえてきます。
と、メタセコイアの梢からメジロの一団が空へ駆け上がっていきます。
全部で23羽の群れ。
さらに、ツグミ4羽の群れも。
ツグミは今週の初認です。
大池ではカルガモに混じってオオバンとマガモの雌各1羽。
オオバンはこの季節に見られることが多いようです。
(今秋も飛来したオオバン)
上空をシメやビンズイが鳴きながら通過。
さらにイカルの地鳴きも聞こえてきました。
茂みでは大形ツグミの地鳴きが…。
シロハラ?それともマミチャジナイ?
時折、飛び出しても逆光で種を判別できません。
本当にフラストレーションの溜まる鳴き声です。
植え込みからホオジロ属の地鳴きが聞こえてきました。
声の高さからクロジのようです。
カシの茂みでクロジの雄を発見。
ここ数日、この調査地の近くの里山や小さな公園でクロジを見かけます。
渡りのピークなのかもしれません。
先週までの悪天候で記録種数も伸び悩んでいました。
しかし、今朝の調査で例年と同じ38種が記録できました。
ここ4年間の10月の記録種数は見事にほぼ同じです。
朝の挨拶でBさんが山地の林でイスカやアトリの群れを目撃したとのこと。
15年冬のようにアトリは飛来するでしょうか。マヒワは?
今から楽しみです。でもぬか喜びにならないと良いのですが…。
参加者8名 記録種数29種 記録個体数164羽
次回は11月4日午前7時からです。担当:BR平野