2017年08月15日

書籍紹介:カラスと人の巣づくり協定

著者の後藤さんから,表記本をご寄贈いただきました。
ありがとうございました。

この本は,山形で問題になっている電柱へのカラスの影響について,カラスの生態などをもとに対策を考えた本です。電柱に営巣して巣材が電線に触れると停電などの事故につながるので,対策が必要です。
これまでに行われてきた巣の撤去は,撤去→再営巣→撤去というイタチごっこになってしまいカラスにとっても人にとっても望ましくなく,人工巣台を使った営巣場所の提供が効果的であることを示しています。調査から対策につながる道筋か示され,それがわかりやすく紹介されています。

また,巣の基部に泥が巣材として使われているというのがちょっと驚きでした。泥を巣材に使うなんて,ツバメとゴジュウカラぐらいかと思ってましたが,カラスもそうなんですね。関東のカラスもそうなんでしょうかか? それとも寒い地域のカラスの特徴なのかな?

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カラスと人の巣づくり協定
後藤美千代
築地書館 (20170)
ISBN-978-4-8067-1540-5
¥1600
posted by ばーりさ at 14:10| 活動報告