冬期のシギチドリ類調査で松川浦に行ってきました。
調査参加者で一名仙台から来てくれました。
海岸線からスタート、ずいぶん防波堤ができてきましたが、工事はまだ続くようです。
沖には、クロガモ、ウミスズメなど。
小さな砂浜にはシロチドリもハマシギも居らず、内湾の河口部に移動。
カモやカモメはいるのですが、シギチドリ類は確認できませんでした。
宇多川河口には、コブハクチョウが44羽、5年前は3羽ぐらいだったのですが、年々増えている気がします…。
ハヤブサやオオタカ、ノスリなど猛禽類も観察でき、カモ類、カモメ類もよく観察できました。
探鳥会だったら申し分ないのですが、肝心のシギチドリ類は0でした。
もともと冬期は少ないのですが、海岸部の工事は継続中であることや農地も土盛りをしているため乾燥した場所が多いためだと思います。もうしばらくして落ち着いたら0ということはなくなるのではと思います。
でも、いなかったという事実の記録も大事な記録です。
水辺に鳥が集まるようになるかモニタリングを続けたいと思います。
気になったこととしては、南部の磯部地区は津波で建物がなくなったのですが、跡地のほぼ全面にソーラーパネルが敷設されていました。最近、大規模ソーラー発電施設どこも多いですね。
帰りに乗車した東北新幹線の車内誌トランヴェール2月号に東京湾の特集で三番瀬の野鳥のことが掲載されていました。
シギが一般紙に載ることなんてそうないので、保存版にしたいと思います(持ち帰りOKとのことでした)。