新年第1回目の調査です。
正月の暖かさに慣れた体には酷な厳しい冷え込みです。
公園の4つの池のうち2つは全面凍結状態でした。
エナガやシジュウカラは相変わらず元気に動き回っていました。
一方、ジョウビタキやツグミは食べ物を探すのに必死なのでしょうか。
歩道脇に出てきて、やや動きも緩慢でした。
ジョウビタキはウォーキング中の人が近づいても逃げません。
(足元で食べ物を探すジョウビタキの雄)
ご婦人たちのグループがジョウビタキの雄に気が付いて識別談義。
聞いているとヤマガラと識別したようです。
しかし、一人が私たちに尋ねてジョウビタキと判明しました。
ツグミやシロハラも姿がよくみられました。
例年よりやや多めです。
山に木の実が少ないせいでしょうか。
今冬は、早くから低地に飛来しているようです。
(駐車場で食物を探すツグミ)
一方で、例年今の時期個体数が多いカワラヒワ。
今朝はわずか2羽が駐車場のアキニレで観察されただけです。
こちらは、公園の樹木に実が少ないため郊外へ行ってしまったのかも。
実際にここから1.3qの里地では例年より多く群れています。
今冬はイカルやアトリは期待できそうにありません。
寂しい冬になりそうです。
来週の日曜日は公園と博物館主催の観察会です。
私たちも講師で参加予定です。
何を見てもらうか今から頭が痛いです。
カワセミが救世主になってくれると良いのですが…。
参加者5名 記録種数23種 記録個体数138羽
次回は1月14日午前7時からです。担当:BR平野