2016年08月06日

8月6日中央公園調査報告

公園は朝からセミの鳴き声があふれていました。
ニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミに加えて早くもツクツクボウシの声も。
ただ、ここ4年ほどカウントしているセミ穴は昨年より少な目です。
昨年は8月1日で530個でしたが、今朝は439個でした。

そのためでしょうか?
ハシブトガラスも例年の同時期より少な目でした。
今朝は30羽だけです。
最近の5年間では最低数です。
今夏はこのまま減ってしまうのか、また盛り返すのか目がはなせません。

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(ハシブトガラスの10日ごとの個体数の推移 赤が2016年夏)

ササゴイも残り2巣のみ。
ヒナも孵化後2週間と3週間がそれぞれ経過しました。
この時期のヒナへの給餌は親鳥も命がけ?
ヒナの鋭いくちばしで突かれて逃げ回っていました。
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(孵化後約2週間のヒナ)

今年は6月に台風がこなかったこともあり、昨年よりほんの少し繁殖成績が好転しました。
来週はササゴイも見られなくなるかもしれません。

今朝は森林性の小鳥類はまったく記録されませんでした。
ヒヨドリも最後に来てやっと4羽が出現。
夏の鳥の少なさを調べることも大切な研究テーマ。
とは言え、モチベーションは下がり気味です。

それでも朝早くから参加されている皆さんに感謝です。
今朝の参加者5名 記録種数12種 記録個体数120羽
次回は8月13日午前6時からです。担当:BR平野





posted by ばーりさ at 12:12| みにクル報告(宇都宮)